横浜市青葉区の住みやすさと評判、相場・スポット:ベッドタウンとして人気のファミリー層向けのエリア
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横浜市青葉区はこんな街 横浜市青葉区は、東側には東急田園都市線と東名高速道路、国道246号が沿うように走り、西側には東急こどもの国線が走っています。区の北西側は東京都町田市と神奈川県川崎市麻生区と接する境界線となっています。 区の中心を南北に流れる鶴見川沿いには横浜市内でもめずらしい平らな農業用地が広がっており、「浜なし」ブランドの梨は有名です。それ以外のエリアは丘陵地帯がほとんど。そして、多くの地域が住宅地として開発されています。 横浜市青葉区の住みやすさポイント 横浜市青葉区を通っている鉄道は、東急田園都市線・こどもの国線、横浜市営地下鉄ブルーラインの2社3路線です。二子玉川駅や品川駅に向かう東急田園都市線は東京メトロ半蔵門線直通で、東京都心へのアクセスも良好。 横浜市営地下鉄を使えば、横浜駅方面へスムーズにアクセスできます。そうした交通の利便性が、ベッドタウンとしての青葉区の住みやすさを支えています。また、青葉区の特徴として、自然が豊かで環境がいいこと、街並みが美しく自然と調和しているという点が挙げられます。 前述したような川や丘陵地に加え、公園も230か所とその多さは市内で最多です。四季折々の景色や、自然を生かしたイベントなどを楽しむことができます。子育て世代にとってうれしいのは、青葉区には子育てしやすい環境が整備されているということ。 青葉区地域子育て支援拠点「ラフール」を中心にさまざまな子育て支援の施策が打ち出されていますし、「アートフォーラムあざみ野」は親子で楽しめる施設として好評です。子育て中のママさんライター数十人と一緒に地域密着型の情報を発信するNPO法人森ノオトが活動しているのも、横浜市青葉区です。 横浜市青葉区の評判 横浜市青葉区に住む方の評判を聞くと、典型的な住宅街で静かに暮らすことができる点や、自然が豊かでほっとするような地域でありながら、おしゃれなカフェなどのお店も多く、スーパーの食材も質の高いものが多いといった点をいいところとして挙げる声が聞かれました。 一方で、気になる点として多く挙げられるのが、東急田園都市線の混雑です。沿線の開発で人口が増加していることも相まって、その混雑は年を追うごとにつらくなっており、電車の遅延も日常茶飯事です。 また、東急百貨店やたまプラーザテラスなどの商業施設をはじめとして高級志向のスーパーが多いのは喜ぶ方も多い反面、全体的に物価が高く感じられると、デメリットとして挙げられることも。 横浜市青葉区は落ち着いた住環境を求める方におすすめ 横浜市青葉区の家賃相場は、ワンルームで6.55万円、1DKで7.38万円、1LDKで9.99万円(LIFULL HOME’Sのデータより、2017年10月13日時点)と、物価だけでなく家賃相場も少し高めといえるでしょう。 なかでも、人気のたまプラーザ駅やあざみ野駅周辺では、家賃はさらに高額になります。しかし、多少お金をかけてでも落ち着いた街で暮らしたいと考える方にとっては、横浜市青葉区はうってつけのエリアです。 冒頭で述べたように長寿の街としても知られる青葉区は、「高齢期を迎えた方々も元気に活躍する“アクティブシニア”の街」としての面も掲げています。すでにリタイアして電車通勤もなく、余裕のある生活を過ごしている方にとってはより過ごしやすい街と感じられそうです。 横浜市青葉区の中古マンション相場 横浜市青葉区には、横浜市営地下鉄ブルーライン、東急田園都市線・こどもの国線の2社3路線が乗り入れています。東急田園都市線では二子玉川駅や三軒茶屋駅へアクセスできるほか、東京メトロ半蔵門線直通で東京都心へのアクセスも良好です。また、区の東側には東名高速道路や国道246号が走っており、交通の便のいいエリアです。 横浜市青葉区の中古マンションの価格相場は、全体で3614.92万円、1R~1Kの物件で865万円、1DK~2DKの物件で1953.39万円、2LDK~3DKの物件で3285.04万円、3LDK~4DKの物件で3681.21万円、4LDK以上の物件で4652.05万円です(不動産情報サイト「アットホーム」横浜市青葉区の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月15日時点)。 横浜市青葉区のショッピングスポット 横浜市青葉区には、人気の高い高級志向の商業施設が多くあるのも特徴です。青葉台東急スクエアは東急田園都市線・青葉台駅に隣接するショッピングセンターで、ファッションから食料品までバラエティ豊かな店舗がそろっています。雑貨店も充実しており、人気の無印良品はデリ・カフェのCafé&Meal MUJIもあります。 たまプラーザ駅には、駅を出てすぐのところに、東急百貨店たまプラーザ店とたまプラーザテラスがたち並びます。百貨店である東急百貨店には、化粧品カウンターも多く入っており、デパ地下グルメも楽しめます。たまプラーザテラスは駅直結の複合商業施設で、さまざまなジャンルから選りすぐりの店舗が軒を連ねています。四季折々のイベントや催事も多く開催されています。 横浜市青葉区周辺の休日を過ごせるスポット 横浜市立の文化施設である横浜市民ギャラリーあざみ野は、展示室やアトリエがあり、多様なジャンルの展示が日々行われているほか、多彩なアトリエ講座やコンサートなどが開催されています。横浜市民ギャラリーあざみ野は「さまざまな人に開かれたギャラリー」を掲げ、バリアフリー設備が充実。オムツ換えシートや授乳室なども完備されており、小さな子どもも一緒に文化的な休日を楽しみやすい施設です。 お風呂でゆったりとした休日を楽しみたいという方には、すすき野「湯けむりの里」がおすすめ。すすき野「湯けむりの里」はには、15種類にもなるお風呂があり、全国各地の名湯を堪能できる露天岩風呂からジェットバス、高濃度炭酸泉まで、体調に応じてお風呂を選ぶことができます。手もみやエステといったリラクゼーションやキッズコーナーもあるので、ファミリー層にも人気です。 横浜市青葉区周辺の大きな公園 美しい街並みが自然と調和している横浜市青葉区には公園も多く、その数も230か所と市内最多を誇ります。横浜市青葉区と東京都町田市にまたがるこどもの国は有名で、丘陵の自然を生かした広大な遊び場には、たくさんの遊具やアスレチックに、牧場や動物園、プールなどの施設が満載です。子どもからの人気は高く、さまざまなところから訪れる方でにぎわいを見せています。 寺家ふるさと村も、昔ながらの田園風景が色濃く残り、水田と雑木林が美しい景観を織りなしています。春には桜と新緑、夏は水田の緑の絨毯、秋には稲穂や紅葉、冬は木枯らしと、四季折々の景色や変化を楽しむことができます。加えて、市内では数少ないホタルを見られる場所であるのもうれしいところ。 おわりに 東京へ通勤・通学する家族のベッドタウンとして落ち着いた住環境がほしい、お母さんと子どもが一緒に充実した日々を過ごせるところに住みたい、高齢期を迎えても元気に暮らしたい――そうした方々にとって、横浜市青葉区はうってつけのエリアといえます。美しい街並みに豊かな自然、おしゃれな商業施設にカルチャースポットなど、さまざまな要素をバランスよくそろえる横浜市青葉区では、品のある楽しみにあふれた生活を送ることができるでしょう。