【エリア別】住みやすさ紹介

目黒の住みやすさと評判、相場・スポット:治安がよくておしゃれなお店も多いエリア

目黒駅は、JR東日本、東急、東京メトロ、都営地下鉄が乗り入れる駅で、日本以外のどの駅よりも乗降客数が多い駅の一つです。駅周辺や中心部はどんなエリアなのかくわしく紹介します。 目黒はこんな街 目黒はセレブな雰囲気のエリアであり、便利なエリアでもあります。 主要駅へのアクセスが便利 目黒駅は、JR山手線を筆頭に、東京メトロ南北線、東急目黒線、都営三田線の4路線を利用することができるため、首都圏の主要駅へのアクセスのよさは群を抜いています。都内で仕事をしている方やお出かけの多い方にとっては、便利なこと請け合いです。 駅名の「目黒」から住所は「東京都目黒区」を想像されることが多いのですが、目黒駅が品川区と目黒区のほぼ境目にあり、駅の住所も「東京都品川区上大崎」です。 目黒駅周辺で家を探すと、品川区の物件と目黒区の物件の両方が混在していることに気づくでしょう。 目黒駅周辺の物件探し・価格交渉ならスターフォレストにおまかせ 完全無料でご相談可能ご希望の物件を紹介します 駅から数分で閑静な住宅街が広がる 駅周辺には飲食街がたち並び、昼夜問わず賑やかです。東口を出て少し歩くとコロンビア大使館やタイ大使館があり、駅前の喧騒とはうってかわって閑静な住宅街へと景色が変わります。 目黒駅は他のエリアにアクセスしやすく、周辺は落ち着いた雰囲気 さらに歩くと、広大な庭園に囲まれた東京都庭園美術館があります。西口側には、ホテル雅叙園や通販サイトAmazon日本法人の巨大なオフィスビルなどがありますが、大きな通りを1本外れると人通りも少なく、落ち着いた住宅街が広がっています。 目黒の住みやすさポイント 魅力的なお店が多数存在! 目黒駅からは、中目黒、代官山、恵比寿にも歩いて20分くらいで行くことができ、山手線で都心へのアクセスもしやすくなっています。目黒川方面へ下っていく権之助坂辺りは飲食店が多く、少し歩くと目黒不動尊もあり、目黒通りにはアンティークショップなども並んでいます。 ほかにも、家具屋通りがあり、中目黒の方面にはかわいい雑貨屋さんも多く散歩するのも楽しい場所です。白金方面は自然も残るエリアで、くつろげる空間も多く、少し喧騒から離れた都会を楽しみたい、という人にも向いています。 カフェ、パン屋も多く、モーニングをやっているカフェも多くあります。 カレー、ラーメンの激戦地で有名店や隠れ家的なおいしいお店もたくさんあるので、外食派の方も食事に困りませんね。 子育て事情について 目黒区は、東京のなかでも世田谷区と並んで子育て環境が充実しているとされているエリアです。犯罪発生件数も少ない治安の良さも、子育て世帯には安心できるポイントでしょう。 日本で全国的に社会問題となっている待機児童は、残念ながら目黒区も例外ではなく、2018年4月1日時点の待機児童数は330人です。現在は、この待機児童問題を解消すべく、保育施設の定員拡充や大規模建築物への保育施設の設置推進といった取り組みが推進されています。 小学生のお子さんをもつ共働きの親御さんは学童保育を利用することが多いですが、各地域に小学校の数以上の学童保育クラブが設置されているのはうれしいところでしょう。 また、中学校入学時に、区が指定する中学校とその隣接校から入学する学校を選べる「隣接学校希望入学制度」があります。これにより、学校教育の活性化と多様化が促進されています。 目黒の評判 非常に便利な立地と治安のよさから、住みやすいと評判の目黒エリア。駅の周りを想像すると「都会のがやがやした街」といったイメージがあるかもしれませんが、駅から少し離れれば落ち着いた住宅街が広がっており、公園や庭園などの緑を楽しむこともできます。 目黒川沿いは桜の名所としても有名で、秋にはさんま祭りも開催されるなど、季節ごとのイベントもありますが、相場が全体的に高いので注意が必要です。 目黒の中古マンション相場 東京23区のなかでも、ぐるっと1周する山手線の中にある目黒エリアは、まさに都会という立地。そんな目黒駅は、JR山手線をはじめとして、東京メトロ南北線、都営三田線、東急目黒線の4路線が乗り入れており、首都圏主要駅へのアクセスのよさはまさに抜群です。仕事や趣味などで移動の多い方にとっては、目黒に家を持つことでとても便利な生活を送ることができるでしょう。 とはいえ、その利便性の分、物件相場には覚悟が必要です。目黒エリアの中古マンションの価格相場を見てみると、物件全体で6009.57万円、1R~1Kの物件で3558.34万円、1DK~2DKの物件で4339.04万円、2LDK~3DKの物件で6719.47万円、3LDK~4DKの物件で8679.17万円です(不動産情報サイト「アットホーム」目黒駅の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年11月19日時点)。 賃貸で手ごろな物件も見つかるかも 目黒駅周辺は、高級住宅地というイメージが強く、実際物価もやや高いようですが、快適に生活できるエリアです。ただ、坂が多いエリアなので、自転車での買い物は少し大変、という声もあります。 賃貸の家賃相場としては、ワンルーム~1Kで11.77万円、1DK~2DKで20.38万円、といったところのようです。(【アットホーム】目黒駅(東京都)の家賃相場から賃貸の物件を探す|賃貸情報[賃貸マンション、賃貸アパート、貸家]や部屋探しのデータより。2019年2月時点。) 目黒駅の西側には住宅街が広がり、単身者向けマンションも多く、家賃も意外と手ごろな物件があります。探せば、穴場の物件が見つかりそうなエリアでもあります。 治安のいいエリアをお探しの方には目黒がおすすめ 家賃が少し高めな目黒エリアですが、都会ならではのおしゃれな生活を満喫するにはピッタリの街です。高級スーパーの輸入食材なども見ていて楽しく、飲食店も多いため、食事には不自由しません。 学生のような若い単身世帯向きのエリアとはいい難いため、そういう点でも落ち着いた暮らしを得やすいという利点もあります。 そして、住宅を探すうえで、治安がいいというのはとても大きな利点です。安心して住むことができるというのは、何にも代えがたいメリット。治安のよさを求める方には、目黒エリアはとてもおすすめです。 目黒駅周辺のおすすめスポット 子育て環境とも関連していますが、目黒区には非常に多くの公園が点在していることでも知られており、子どもから大人まで休日を楽しく場所に事欠きません。 目黒駅から徒歩約7分の場所にある目黒川田道街かど公園は、目黒川沿いにあり美しい風景を堪能できます。特におすすめの季節は春で、落ち着いた雰囲気のなかで桜のお花見を楽しめます。 映画好きの方には、駅前の目黒西口ビルに「目黒シネマ」があります。ハリウッドの大作からアート系の小作品まで上映されており、今では珍しくなった「2本立て」なので、1枚の入場券で2つの作品を観ることができます。 ものづくりが好きなお子さんと一緒に楽しむなら、クラフト工房「QOOCAN(クーカン)」でものづくりの体験型ワークショップに参加するのもおすすめです。 目黒周辺の休日を過ごせるスポット 目黒周辺には、休日を楽しむことのできるスポットもたくさんあります。目黒区にある東京都写真美術館は、写真と映像専門の公立美術館です。この美術館は、本格的な写真映像の文化施設として日本で初めて設けられた美術館として知られており、プロのカメラマンや写真を趣味とする人など、多くの人が訪れています。 同じく目黒区にあった東京都近代文学博物館は、加賀藩主であった旧前田侯爵家の本邸(洋館)を利用して文学などに関する資料を収めていた施設でしたが、2002年に閉館されており、資料は日本近代文学館などへ移されています。しかし、建物は「旧前田家本邸(洋館)」として東京都指定有形文化財(建造物)に指定されており、無料で見学できる一般公開日が設けられています。 ユニークな博物館として有名なのが目黒寄生虫館で、読んで字のごとく寄生虫を専門に扱う研究博物館です。その存在は世界で唯一で、寄生虫に関する研究の成果や資料が展示されていたり、特別展示やイベントを通して啓蒙活動等を行ったりしています。 目黒周辺の大きな公園 目黒エリアには公園も点在しています。首都高・3号渋谷線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクションの屋上を緑地化した目黒天空庭園は、ドーナツのような形をした屋上庭園です。庭園には数多くの植物や花が植えられており、きれいな景色を堪能できます。バリアフリーの設計になっているため、車椅子やベビーカーでの入場も問題ないというのもうれしいところです。 駒場野公園は、近代農業の総合的教育・研究の場となった農学校の移転跡地につくられた公園で、豊かな自然とのどかな空気が広がっています。園内には、22種類の桜をはじめとして日本全国の県木を植栽した林や水遊びを楽しめる水場などがあり、お子さんを連れて自然とふれあうにはうってつけです。 住みやすさ抜群の目黒はどんな方にもおすすめできるエリアです 多くの路線が乗り入れる交通アクセスの良さ、買い物や飲食に便利でありながら落ち着いた雰囲気の住宅街、自然の豊かな公園、子育て世帯にもやさしく教育環境も充実…このように、多くの住みやすさを兼ね備えるのが目黒駅周辺エリアです。 したがって、それだけ多くの人気を集めるエリアでもあり、賃貸の家賃相場も中古マンションの価格相場も高めの傾向です。いろいろな時期や条件で物件探しを進めていくと、お手頃な物件や穴場的物件が見つかるかもしれません。 目黒駅の西側には住宅街が広がり、単身者向けマンションも多く、家賃も意外と手ごろな物件があります。 探せば、穴場の物件が見つかりそうなエリアでもあります。 […]

文京区の住みやすさと評判、相場・スポット:安定した治安のよさを誇る住みやすいエリア

文京区はこんなエリア 文京区にあるのは大学だけではありません。 プロ野球チーム・読売ジャイアンツの本拠地である東京ドームでは野球観戦を楽しむことができますし、ドームに隣接するラクーアではショッピングやスパを満喫できます。 都立の庭園である小石川後楽園や、駒込駅からほど近い場所にある六義園では四季それぞれの自然にふれることができ、ライトアップなどもまじえながら一年中いろいろな風景を楽しめます。出版社や印刷会社も多く、講談社があるのも文京区です。 とはいえ、文京区はにぎやかな繁華街といったイメージからは程遠く、区の大部分は住宅地。明治時代から著名な文人や政治家などが数多く集った地には、目白台や本駒込、小石川といった閑静な住宅街がいまも残っており、とても落ち着いた雰囲気のエリアです。 文京区の住みやすさポイント 住まいとしての文京区を考えるとき、その大きな特徴は「治安のよさ」にあります。東京の中央部でありながら、犯罪発生件数の少なさにかけては23区中トップクラスです。 治安のよさで高い評価を得ている地域としては目黒区がありますが、長年にわたって犯罪発生件数の少なさを維持している文京区は、住民から高い信頼を集めているのです。 閑静な住宅街や広大な講演というと、静かで落ち着いている反面、夜は人通りも少なく街灯も暗めというイメージをもつ方も少なくありませんが、文京区では公園などの照明を明るしたり、夜間や休日の巡視など、安全を保つためのさまざまな施策が積極的にとられているのです。 もう一つ、文京区が住みやすいと人気の理由は、子育て環境が整っていること。文教エリアとして名高い文京区には評判のいい幼稚園や学校も多く、子どもにいい教育を受けさせたいと考える親御さんに好評です。 公園にも恵まれ、自然豊かな土地であることも、子育て世代にとっては評価の高いポイントでしょう。 子育て事情について 東京23区のほぼ中央にあたり、東京大学、東京医科歯科大学、お茶の水女子大学など、日本トップクラスの名門大学が集まる文京区は、「文教地区」として名の知れたエリアです。 幼稚園や学校も、前述のとおり高評価の施設が数多く存在していますし、公園や自然などにも恵まれています。そのため、子育て世代の評価は特に高く、「子どもには小さいころからいい教育を受けてほしい」という願いをもっている親御さんには魅力的な地域です。 また、教育に力を入れる文京区は、子育て支援の取り組みも積極的です。すべての子どもが健やかに育つよう、保育士をはじめとする専門家がタッグを組んで子育て支援にあたる「文京版スターティング・ストロング・プロジェクト」は、日本全国でみても文京区独自の先進的な取り組みです。 ほかにも、さまざまな事情で親御さんによる保育が難しい場合に一時的に子どもを預けることができる「子どもショートステイ事業」「トワイライトステイ事業」などもあり、毎日忙しい親御さんにとってはうれしいポイントです。 文京区の評判 意外なことに、文京区にはJRの駅が一つもないんです。区のほぼ全域が山手線内にあるためで、東京ドームの最寄り駅である水道橋駅はお隣の千代田区、本駒込駅の隣の駒込駅は豊島区に所在します。 しかし、東京メトロや都営地下鉄の数多くの路線が走っており、JRの駅が徒歩圏内にあるエリアも多く、都内各所への移動には不自由しません。バスの路線も充実しています。 文京区にまだ住んだことのない方はもちろん、一度住んだことがある方からの人気も高いのもポイント。治安のよさに関連して、「文京区に住む人自身の防犯意識も高いのか、放置自転車も少なく、住民のマナーもいい」とする声も聞かれました。 文京区は治安のよさを重視したい方におすすめ 住みやすいポイントを数多く備える文京区ですが、その大きな魅力はなんといっても治安の良さでしょう。閑静な住宅街が多く、落ち着いた雰囲気の広がる文京区は、東京の中央部に位置しながら犯罪発生件数は少なく、治安のよさでも高い評価を得ています。 夜道も明るく安全 女性の一人暮らしや小さなお子さんを育てる家庭では、治安に注意するため歩く道や行動時間帯なども制限されがちですが、文京区では区の施策により夜道には街灯も多く、夜間や休日には巡視活動なども行われています。 そのため、安心して暮らせるのはもちろんのこと、多くのエリア・時間帯で散歩からスポーツまで楽しみやすい環境が整っているというわけです。そして文京区は、生活に便利な商業施設から昔ながらの下町風情を残す街並みまで、さまざまな表情を見せる地域です。落ち着いた住宅街のなかでも四季折々の風情を満喫することができるはずです。 「東京の中心に近いところに住みたいけど、がやがや騒がしいところには住みたくない」「治安におびえず安心して住みたい」と考える方におすすめなのが、文京区エリアです。 文京区の中古マンション相場 閑静な住宅街が多く、落ち着いた雰囲気の広がる文京区は、東京の中央部に位置しながら犯罪発生件数は少なく、治安のよさでも高い評価を得ています。加えて、文教エリアとして名高い文京区には評判のいい学校や幼稚園などの施設も多く、公園や自然などにも恵まれていることから、子育て世代からは特に高い評価を得ています。 そんな文京区の中古マンションの価格相場を見てみると、物件全体で4474.2万円、1R~1Kの物件で2028.73万円、1DK~2DKの物件で3379.99万円、2LDK~3DKの物件で5121.73万円、3LDK~4DKの物件で8029.9万円です。4LDK以上の物件では1億円を超え、1億2071万1200円となっています。 (不動産情報サイト「アットホーム」文京区の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2019年2月時点)。 文京区のショッピングスポット 文京区にはショッピングを楽しめるスポットも点在しています。東京ドームに併設された総合商業施設「ラクーア(LaQua)」には、ユニクロやABCマートといった馴染みのある店舗や、女性に人気のファッションブランド、無印良品やZoff、ラッシュといった雑貨まで、数多くの人気店舗がたち並びます。 ラクーアからほど近いメトロ・エム 後楽園は、東京メトロ後楽園駅直通で、雑貨や書店、ドラッグストアといった店舗での買い物が便利にできるほか、レストランでの食事も楽しむことができます。本駒込方面には、19の専門店が入る複合ショッピングセンター・文京グリーンコートもあります。 文京区周辺の休日を過ごせるスポット 先に挙げた東京ドームでは野球やライブを楽しめるだけでなく、東京ドームシティアトラクションズ(旧・後楽園ゆうえんち)でバラエティに富んだアトラクションで遊んだり、野球殿堂博物館で名選手のユニフォームやバットを見学したりして過ごすことができ、お子さんにも人気です。 おなかがすいたら、同じく敷地内にあるミーツポート(MEETS PORT)へ行ってみましょう。和食、焼肉、イタリアンなどさまざまなグルメがそろうエリアです。また、前述のラクーアも敷地内にあり、アトラクションの一部やスパ(温泉)施設を利用することができます。 文京区・根津にあるのは、東京十社の一社に数えられる根津神社です。境内はツツジの名所として知られるほか、かつて近所に居を構えていた夏目漱石などの文豪にちなんだ旧跡も残されており、多くの人が訪れています。 文京区周辺の大きな庭園・公園 文京区には自然豊かな公園や庭園が多いというのも、人気のポイントです。江戸時代に大名庭園としてつくられた小石川後楽園や六義園は、広大な敷地に色とりどりの植物が植えられ、四季を通じて豊かな景色を眺めることができます。六義園で折に触れて行われるライトアップイベントも人気です。 東京大学の付属施設である小石川植物園は植物に関するさまざまな研究を行っている研究施設ですが、一般の方にも広く公開されており、こちらも花の開花や紅葉などを味わうことができます。日本を代表する宿泊施設の一つとして有名なホテル椿山荘東京には庭園があり、宿泊客以外でも無料で散策を楽しむことができるようになっています。 おわりに 江戸時代には多くの大名屋敷が並んでいたという文京区には、住宅地としての歴史があり、住環境のよさは申し分のないものといえます。閑静な住宅街、文教エリアと聞くと、かしこまった街を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、区のそこかしこには昔ながらの下町風情も残り、住民の方々のマナーもいいと評判で、親しみやすく落ち着いて暮らすことができる地域です。

川越市の住みやすさと評判:小江戸と呼ばれた風情ある街並みが魅力

川越市は埼玉県の南東に位置し、東京に近いことからもベッドタウンとして人気があります。 都心部に近いのが魅力の一つですが、川越市自体も各種施設が充実しているのが大きなメリット。駅前は賑やかな雰囲気で、週末には多くの観光客が訪れます。人口も多く、埼玉県内で人気のエリアです。 今回は主に、川越市の住み心地にスポットを当てて、その魅力をご紹介していきます。 川越市はこんな街 川越市には昔ながらの趣が現在でも残っており、その趣から「小江戸」と呼ばれています。大正時代の名残を感じさせる「大正浪漫夢通り」を歩けば、どこか懐かしい感覚がよみがえってくるでしょう。川越駅で降りた際にはぜひ訪れたい場所です。 その通りを抜けると蔵造りの街並みが広がり、この様相が小江戸と呼ばれる所以となっています。川越市は、近代的に発展した駅前と、昔の情景が残る通りのコントラストが美しい街だといえるでしょう。 また、駅から徒歩で10分ほど歩くと閑静な住宅街に。子どもが遊べるような公園も各方面に存在します。このように住みやすい環境が整っているので、万人におすすめしやすい街です。 川越市の住みやすさポイント 川越市の人口は30万人を超えており、埼玉県の人口ランキングで3位に位置しています。住民からの評判も良く、また、池袋まで電車1本でアクセスできるため、ベッドタウンとして非常に人気です。そんな川越市の住みやすさポイントを並べてみました。 市民の力で守られている風情ある街並み 先にふれたように、川越市は風情ある街並みで有名で、「大正浪漫夢通り」のほかに川越のシンボルともなっている「時の鐘」も人気です。蔵造りの街並みが知られている「一番街」を中心としたエリアは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。 こうした「小江戸」の景観は、行政と市民が協力し、アスファルトの舗装や電柱、街の景観を損なうような看板などに低減を行うなど景観保護の活動を積極的に続けて維持してきたもの。 つまり、観光客に愛される小江戸の風情は、地元市民の方が中心となって支えているものといえます。小江戸の街並みになじむカフェや雑貨店なども人気を集めており、観光客から地元に住む方々までが集い、賑わいを見せています。 それでいて、少し離れるとのどかな自然が広がっているエリアもあります。駅前は便利、観光エリアでは楽しむことができ、住宅街では静かに住む…。こんな暮らしも、川越では可能なんです。 交通の利便性は良好 川越市には2本の路線が乗り入れており、東武東上線なら池袋まで電車1本でアクセスできます。所要時間も30分程度と、都市圏へのアクセスは比較的良好だと言えるでしょう。 ただ、ベッドタウンの宿命として、上り線は混雑します。とくに朝方の通勤ラッシュと夕方の帰宅ラッシュはある程度覚悟しなければなりません。そのことに目をつむれば東京以外にも移動しやすい環境であり、駅からの連絡バスも充実しているため、交通の利便性は十分です。 中心駅の川越駅周辺は商業施設でにぎわっている レトロな雰囲気が観光客に人気な川越市ですが、駅前は商業施設でにぎわっています。とくに「クレアモール」と呼ばれる商店街にはさまざまなお店が立ち並んでおり、日用品の調達から家電まで、生活に必要なアイテムはここだけで十分揃えられるでしょう。 都市圏の規模と比べるとさすがに規模は劣るものの、そこまで不自由することはないはずです。先述したように東京へのアクセスは問題ないので、休日には都会に出てみるのもいいでしょう。 子育て事情 川越市では、「川越市子ども・子育て会議」を設置して子育て支援に関する協議を実施。また、川越市民の子育て支援に対するニーズを把握するためのさまざまな調査を実施するなどして、適切な子育て支援に努めています。 第三子及び多胎児産前産後ヘルパー派遣事業 第3子以降のお子さんや双子などの多胎児を妊娠・出産したご家庭で、産前産後や親御さんの体調不良などで家事・育児に苦労されているご家庭に対して、ヘルパーが派遣されます。 川越市3キュー子育てチケット そのほか、第3子以降のお子さんが生まれたご家庭に対して、子育て支援サービスに使えるチケットを3万円分上乗せする「川越市3キュー子育てチケット」などもあります。 そうした川越市の取り組みや子育て支援に関する情報は、川越市のWebサイトのほか、子育て現役の親御さんの意見が取り入れられた情報誌『こえどちゃん』や、子育てに役立つ情報を掲載する情報紙『子育てわくわく』などで見ることができます。 ただし、川越市は待機児童が多いとされており、その数は73人、県内の市町村別の待機児童数で2位となっています(埼玉県発表、2018年4月1日時点)。待機児童の多いエリアは市内でも一部だという話もありますので、住むエリアや保育園を選ぶ際にはよく調べておきましょう。 参考サイト:埼玉県保育所等の待機児童数について – 埼玉県 川越市の中古マンション相場 川越市の賃貸物件の家賃相場を見てみると、2LDK〜3DKで7万円程度とお手頃で、ファミリー層にとくにおすすめのエリアです。また、1K〜1DKの相場も5万円弱と、シングル層の人気も高いです。 また、川越市の中古マンションの価格相場は、物件全体で1,812.63万円、2LDK~3DKの物件で1,701.7万円、3LDK~4DKの物件で1,932.74万円、4LDK以上の物件で1,959.29万円です(【アットホーム】川越市の価格相場から中古マンションの物件を探す|マンション購入の情報より、2019年2月時点)。 アクセスの良さに加えて観光地としての知名度も高まり、街の整備も進められていることから、物件相場には上昇傾向がみられます。 川越市の評判 アクセスの良さ、閑静な住宅街がとくに住民から人気のようです。歯医者や病院、保育所なども充実しているので、小さい子どもがいる家庭にもおすすめのエリアです。 不満点としてよく挙げられるのは、大きなデパートや百貨店が市内にないこと。大きな買い物や、本格的なショッピングを楽しみたい場合は、電車に乗って少し遠出する必要があります。また、地形的に熱がこもりやすいので、夏場は気温が高くなりがちです。といっても、関東圏は基本的にそういったエリアが多いので、川越市だけのデメリットではないとも言えます。 おわりに 川越市は、都市圏へのアクセスは良好で街は落ち着いた雰囲気という、これぞベッドタウンとも言えるようなエリアです。また、昔ながらの雰囲気が好きな人にとってはたまらない街でしょう。 埼玉県の中でも人気の高いエリアなので、埼玉県への引っ越しを考えているなら、一度下見しておいて損はないと思いますよ。

川崎市麻生区の住みやすさと評判、相場・スポット:新百合ヶ丘駅周辺は景観も利便性もすぐれた人気のエリア

川崎市麻生区はこんな街 1982年に多摩区から分区して設けられた麻生区は、同じ川崎市のなかでも、行政や商業の中心地である川崎区とは最も離れています。そのため、わざわざ川崎区まで移動しなくても多くのことが区内で事足りるように、「川崎市の北部副都心」として開発が進められています。 そして、小田急小田原線・多摩線の乗り入れる新百合ヶ丘駅周辺には、区役所や税務署といった公共施設に、百貨店や映画館のような商業施設が次々と建設されていきました。加えて、「東京のベッドタウン」としても発展を続けており、住宅地としての整備も進められているのです。 川崎市麻生区の住みやすさポイント 充実した施設 川崎市麻生区には商業施設が充実しており、生活の利便性を支えています。 新百合ヶ丘駅周辺には、新百合ヶ丘エルミロード、新百合丘オーパをはじめとするショッピングエリアのほか、イオンやイトーヨーカドーなどの大型スーパーも立ち並び、日常の買い物に便利です。 新百合ヶ丘は麻生区の行政の中心地としての役割も担っており、駅の北側には、川崎市麻生区役所や麻生市民館、麻生文化センターに川崎市立麻生図書館などの公共施設が集まっています。 町並み 計画的なまちづくりで生まれた新百合ヶ丘駅周辺はその整った町並みも好評で、1998年には建設省選出の「都市景観100選」(現・国土交通省「美しいまちなみ賞」)を受賞しています。 小田急線で新宿まで30分程度という立地から「東京のベッドタウン」としても発展。住みやすい街として人気なのもうなずけます。そんな整った街・麻生区ですが、新百合ヶ丘駅の西側にはいまも農地が残り、自然にも恵まれているという顔ももちます。便利さと環境のよさを兼ね備えた住宅地というわけです。 川崎市麻生区の評判 新宿まで約30分のアクセスを支える複数電車路線の乗り入れ、羽田・成田両空港へのバスなど、便利な交通網を備える川崎市麻生区は、大きく栄えた街ではないものの、郊外でのどかに暮らすには適した住宅地と評判です。 しいて難点を挙げるとすれば、新興住宅地で没個性的に感じられるという面もあります。また、東京のベッドタウンである反面、小田急線が止まってしまうと身動きが取れなくなってしまうという声も聞かれました。そのほかにも、外で遊べる場所が少ないので、広めの公園があるとなおいいといった意見も。 川崎市麻生区に住むなら新百合ヶ丘駅前周辺がおすすめ 子育て環境が良好 小学6年生までの児童の通院にかかる医療費を助成する「小児医療費助成制度」をはじめとして、子育て世帯にはうれしい制度が充実している川崎市。なかでも麻生区は、落ち着いた住宅街と緑豊かな自然に囲まれ、環境としても子育てに適しているエリアです。 待機児童の問題が社会問題化していますが、麻生区は認可保育所が約30か所(2019年3月時点)あるというのは、子育て世帯にとっては心強いのではないでしょうか。人気の幼稚園もありますし、こども文化センターでは子ども向けのイベントも開催されているほか、子育て世代の交流の場にもなっています。 女性の一人暮らしでも安心 後述するように、新百合ヶ丘駅周辺を中心として麻生区にはさまざまな商業施設が軒を連ねています。大型スーパーもありますので、ふだんの買い物から休日のショッピングまで不自由しません。 そして、女性の一人暮らしの場合、心配なのが治安。特に川崎市というと、治安があまりよくないイメージがあるかもしれません。しかし、麻生区は犯罪発生率が比較的低く、治安のいい街とされています。 新百合ヶ丘駅前には交番もありますし、駅付近では風俗営業が禁止されているというのも、安心できるポイントでしょう。夜の住宅街は人通りが少ない点には注意が必要ですが、女性も安心して住みやすい地域です。 芸術と文化の街 恵まれた住環境から芸術家や文化関係者が住むことも多い麻生区には、芸術・文化に関する大学や施設が数多く集まっています。麻生区は、そうした地域資源を生かした取り組みに力を入れ、「芸術・文化のまち麻生」を掲げています。 そんな麻生区では、バラエティ豊かな芸術・文化関連のイベントが開催されています。そのため、日々の暮らしの折々でさまざまな文化・芸術にふれることができるでしょう。 川崎市麻生区の中古マンション相場 麻生区の立地 川崎市麻生区、とりわけ新百合ヶ丘エリアは、「東京のベッドタウン」として発展を遂げてきた歴史をもっています。その理由は、新宿まで30分弱というアクセスのよさにあります。87777777/ 麻生区の主要駅である新百合ヶ丘駅には、小田急小田原線と多摩線の2路線が乗り入れており、特急ロマンスカーの一部も停車します。 将来的には横浜市営地下鉄ブルーラインの乗り入れが期待されているのも好材料でしょう。もし実現すれば、新百合ヶ丘駅から新横浜駅まで乗り換えなしで行けることになります。 中古マンション相場 好立地である川崎市麻生区の中古マンションの価格相場は、全体で2,783.14万円、1DK~2DKの物件で1,645.32万円、2LDK~3DKの物件で2,425.52万円、3LDK~4DKの物件で2,857.25万円、4LDK以上の物件で3,392.73万円です。(【アットホーム】川崎市麻生区の価格相場から中古マンションの物件を探す|マンション購入の情報データより、2019年2月時点)。 川崎市麻生区のショッピングスポット 川崎市の行政・商業の中心地である川崎区から離れている麻生区は「川崎市の北部副都心」として開発が進められたことから、区役所や税務署のような公共施設や、百貨店や映画館といった商業施設が充実しています。 新百合ヶ丘駅からペデストリアンデッキですぐのところには、新百合丘オーパ(OPA)や新百合ヶ丘エルミロードをはじめとするショッピング施設がたち並びます。テナントとして入る店舗もバラエティ豊かで、幅広い年代に人気です。加えて、駅周辺には、イオン新百合ヶ丘店などの大型スーパーも充実しており、生活の買い物に事欠きません。 川崎市麻生区周辺の休日を過ごせるスポット 川崎市麻生区は、著名な芸術家や文人がこぞって訪れたという観光スポットの多い地域でもあります。日本最古の甘柿「禅寺丸柿」の発祥の地として知られる王禅寺。その境内には禅寺丸柿の原木が残っており、「神奈川の名木100選」などにも選出されました。長年にわたって地元の方から愛されているお寺で、参拝される方はもちろん、静けさに包まれた境内を散策に訪れる方も多いのです。 前田藩家老によって創建された歴史あるお寺・香林寺は、“願掛け寺”としても知られており、願掛けのために訪れる方が後を絶ちません。また、中村正義の美術館では、戦後の日本画壇において才能を発揮し「日本画壇の風雲児」と呼ばれた故・中村正義氏の作品を展示しています。 川崎市麻生区周辺の大きな公園 整った街・麻生区ですが、自然に恵まれているという顔ももちあわせており、公園も充実しています。王禅寺ふるさと公園は、多摩丘陵の自然を生かした公園で、芝生広場を中心にさまざまな広場が設けられています。園内では、大人はウォーキングや散策、子どもは遊具といったように、幅広い年代が楽しめるようになっています。 新百合ヶ丘の閑静な住宅街のなかにある公園が、鶴亀松公園です。200年ほどもあった樹齢の松が台風で枯死してしまったのを惜しんで名づけられたというこの公園は、遊具が数多く設置されているのが特徴で、子どもに人気の公園です。大人が休めるベンチなども整備されています。 おわりに 川崎市麻生区は、高層の建物もほとんどなく、落ち着いた雰囲気が広がるエリアです。それでいて、東京都心へのアクセスも良好で、公共施設やショッピング施設も充実しており、整った住環境と高い利便性の両方を手に入れることができるエリアです。緑豊かな地域で、ショッピングを楽しんだり、散策を満喫したり、都会の喧騒を離れてさまざまな休日を味わうことができるでしょう。

和光市の住みやすさと評判、相場・スポット:都会と田舎のバランスが良い住み心地の良いエリア

和光市は埼玉県の最南端に位置しており、東京都板橋区と練馬区と隣接しています。そのため、都心方面へのアクセスは抜群。池袋や新宿といった中心街まで20分たらずで移動可能です。 和光市はこんな街 街の規模感はそれほどですが、落ち着いた雰囲気や自然が多く見られることから東京のベッドタウンとして人気です。ただ、その魅力にまだ気づいていない人も多いのか、人口はそれほど多くありません。高齢者と子どもの比率が同じくらいであり、これは介護と子育て支援の両方が充実しているためでしょう。 駅周辺も、イトーヨーカドーや銀行、スーパーなど生活に必要な施設は一通り揃ってはいるものの、目立った商業施設は少ない印象。これを寂しいと捉えるか、落ち着いていると捉えるかは、その人のライフスタイルによって変わってきそうです。 また、駅から少し離れると豊かな自然が広がっているのも、和光市の大きな特徴です。雑記林や畑など、都会の喧騒を忘れさせてくれる風景を見ることができます。 和光市の住みやすさポイント ほどよく都会で、ほどよく田舎。そんなイメージを抱く和光市の住みやすさポイントは、どういった点なのでしょうか。3つのポイントをピックアップしました。 都心へのアクセスは抜群 都心へのアクセスの良さは、ベッドタウンとして最も重要な要素と言っても過言ではありません。和光市駅には東武東上線、有楽町線、副都心線が通っており、池袋や新宿までは15~20分程度、渋谷にも25分程度でアクセスできます。 また、2013年に副都心線と東急東横線、みなとみらい線が相互直通運転をスタートし、中目黒や代官山、さらには横浜方面へのアクセスも大きく向上。都心へのアクセスに関しては文句なしだと言えます。 東京郊外なのに自然が多い 和光市民から好評を得ているのは、街の落ち着いた雰囲気と自然の多さ。さすがに駅周辺は各種施設が並び立っていますが、少し歩くと昔ながらの風景を楽しむことができます。白子川周辺には湧き水スポットもあり、休日にはパートナーや子どもと一緒に自然の中を歩き回るのも楽しそうです。 子育て支援が充実している わこう版ネウボラ 和光市は子育て支援にとくに力を入れており、2014年から「わこう版ネウボラ」と呼ばれる子育て支援制度が開始されています。この制度はフィンランドの育児支援システムをモデルにしたもので、「ネウボラ」とはフィンランド語で「アドバイスの場」という意味。 この制度では、妊娠中から就学前までの子育てに関するサポート窓口が一つに統一され、親御さんはその窓口に行けば一貫して継続的な支援を受けられるのです。この包括ケアの制度は、子どもを育てる親御さんにとってはサービスを利用しやすくし、安心感を得られるものになっていると評判です。 待機児童問題 一方で、近年日本全国で社会問題となっている待機児童については、和光市の待機児童数は62人(和光市(埼玉県)の待機児童の状況を知る(2017年)|保育園情報BOX、2017年4月時点)で、前年に比べて26人増加しています。これは、小さいお子さんのいる子育て世帯にとっては心配の種となるかもしれません。 また、和光市は食育にも積極的に取り組んでおり、学校給食で使う野菜食材のうちおよそ25%は地元食材を用いるなどの取り組みも実施されています。「子どもには、新鮮で質のいいものを食べてもらい、すくすく育ってほしい」という願いから学校の給食にも気が配られ、給食センターで調理された給食が運ばれるのではなく、学校の給食室で調理するスタイルを採用しています。 地域コミュニティの充実 江戸時代には宿場町として賑わいをみせた和光市エリア。有名な川越街道は室町時代には道として存在していたと推測され、市内では旧石器時代や縄文時代をはじめとする複数の時代の遺跡・遺物が数多く発見されるなど、長い歴史のある地域でもあります。 加えて、農家の多い和光市では「ご近所どうしで助け合う」という意識が強く、寺社も多いことから市内の各地ではさまざまなお祭りが長年開催されています。こうした土地柄をもつことから、和光市では自治体などの地域コミュニティの結束が強いという特徴があります。 そうした地域に新たに住まうとなると、地域に溶け込めるのかと不安に感じることもあるかもしれませんが、そうしたコミュティや元気なお年寄りの多い和光市は、若いファミリー世帯にとっては「頼れる存在」とも映るといいます。 イベントやコミュニティ活動を通じて地域の方々とコミュニケーションをとることで、地域は若返り、新しく住む人にとっても住みやすさがさらに増していくことにつながるでしょう。 和光市の中古マンション相場 和光市の家賃相場は、1LDK〜2DKで7.5万円程度。中古マンションの価格相場は、物件全体で2,700.28万円、1DK~2DKの物件で2,401.67万円、2LDK~3DKの物件で2,042.64万円、3LDK~4DKの物件で2,867.77万円、4LDK以上の物件で4,228.37万円です(【アットホーム】和光市の価格相場から中古マンションの物件を探す|マンション購入の情報のデータより、2019年2月日時点)。 交通の便がいい立地でありながら東京23区に比べると非常にリーズナブルであり、埼玉県のなかでもそこまで高くも安くもないという印象です。しかし、その相場も、副都心線の開通や相互直通運転のスタートに伴い、近年は上昇傾向をみせています。 本格的に値上がりして“穴場”的価値が小さくなってしまう前に、住む地域として検討することをおすすめします。 和光市の評判 やはり都心へのアクセスの良さが、多くの住民から好評を得ています。自然が多い、駅前にそこまで人が多くない、といった点を挙げている人もいました。逆にネックとして挙げられているポイントは、大きなデパートやスーパーがないこと。 また、格安スーパーがないことを不満点としている人も。日用品の調達には価格面で少し苦労するかもしれません。ただ、ショッピングや娯楽に関して心配する必要はほぼありません。 都心へ20分程度でアクセスできるためです。さいたま市へのアクセスも良いので、そちらへ出かけてみるのも楽しいかもしれませんね。家賃相場は、1LDK~2DKで7.5万円程度と、埼玉県の中ではそこまで高くもなく、安くもないといった印象。最近は相場が上がってきているので、今のうちがチャンスかもしれません。 おわりに 和光市は、都会と田舎の両方の雰囲気を楽しみたい!というちょっと欲張りを叶えてくれる街だと言えるでしょう。また、都心まで20分で移動できるのは大きな魅力です。 駅前は少し寂しい印象を受けるものの、大きな買い物は中心街まで移動すればOK。住みやすさという点では、とくにおすすめの街ですよ。

北千住の住みやすさと評判、相場・スポット:都心へアクセスしやすいのに家賃が手頃なエリア

都心へのアクセスは30分圏、通勤に便利なうえ、休日には最寄り駅近くで買い物をして過ごせる人気上昇中の北千住。住んでみたい!一度住んだら離れられない!そんな北千住の魅力を紹介します。 北千住はこんなエリア 5つの大学が所在する学生の街 北千住は長く下町として地元の人から愛されてきました。近年では区が積極的な誘致活動を行い、それにより東京芸術大学や東京電機大学など5つの大学が設立されたので、学生も多い活気のある街として見られることも多いです。 隅田川と荒川に挟まれた立地 北千住とはあくまでエリアの名称で、正式な住所としては足立区千住周辺にあたります。立地的にはちょうど隅田川と荒川に挟まれる格好になっており、昔は公園や河原といった子どもたちの遊び場が充実していました。 下町情緒が残る 最近は商業施設や学生が増えたこともあって繁華街としても発展していますが、それでもまだまだ下町情緒が残る街として評判です。 今はもう解体されてしまいましたが、「お化け煙突」と呼ばれた千住火力発電所の4本の煙突は地元では有名で、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でもお化け煙突がテーマになった回がありました。 北千住の住みやすさポイント 都心へアクセスしやすい 川に挟まれているという特殊な立地のため、一見するとアクセスが悪そうに思えますが、そんなことはありません。 5つの路線が通っているため乗り換えが容易で、さらに都心はもちろん、千葉や埼玉といった郊外へのアクセスも良好です。 どのエリアにも数十分で行けるというのは大きなメリットでしょう。 残念ながら始発駅ではないので電車内は混雑(都心方面はとくに)するのですが、そこまで求めるのは少し贅沢かな?という気もします。 家賃が手頃 東京の家賃相場は全国の中でも群を抜いて高いことで有名ですが、北千住は比較的家賃が抑えられている物件が多いです。学生が多いということもあり、そういった傾向が生まれているのでしょう。 不動産住宅サイト「スマイティ」では、家賃相場はワンルームでは6.4万円、1LDK-2DKでは8.4万円となっています。 参考サイト:北千住駅の住みやすい街を探す – 東京【スマイティ】 駅から徒歩で十数分ほど離れるだけで家賃は大きく下がるので、家賃を少しでも安くしたい人はそういった物件を狙っていきましょう。 子育て事情 北千住は先にもふれたように5大学の誘致に成功するなど、足立区の「文教地区」となるべく期待が集まっているエリアです。そのため、子育てや教育にもさまざまな配慮があります。 小中学校では学力向上を目指した自主学習が積極的に取り入れられているほか、栄養や味にこだわった「給食改革」では食べ残しが減ったばかりでなく、児童・生徒の肥満率を下げたという効果もみられました。 地域には多くの自然や公園があり、遊ぶ場所にも事欠きません。図書館や習い事スポットが充実しているのも子供の学びを助けてくれます。 小さいお子さんを育てる親御さんには、憩いの場となる「子育てサロン」もありますし、近年多くのマンションが建設されたことからファミリー層が多いのも子育てのしやすさにつながります。 さらに、下町情緒が残り地域住民のつながりもある北千住では、イベントも盛んに開催されています。地域全体で、子育て世帯の親御さんやお子さんを温かく見守ってくれるでしょう。 北千住の評判 駅周辺にマルイ、ルミネといった大型の百貨店が並び、それら以外にも若者向けのショップが充実しているので、都心まで出なくても十分ショッピングを楽しむことができます。 また、数こそ減ったものの昔ながらの商店街もまだまだあるので、下町としての風情を感じることもできます。バランスの取れた、若者にもファミリー層にもおすすめできるエリアだと言えますね。 北千住の中古マンション相場 利便性が増す北千住エリアは住みたい街として堅実な人気を集め、リクルート住まいカンパニー発表の「穴場だと思う街(駅)ランキング」では数年にわたり1位を獲得。同社発表の「住みたい街ランキング 2019年版」でも20位にランクインしています。 そんな北千住駅周辺の中古マンションの価格相場は、物件全体で3,280.79万円。間取り別に詳しく見ていくと、1DK~2DKの物件では2,063.88万円、2LDK~3DKでは2,956.99万円、3LDK~4DKの場合3,704.9万円、4LDK以上の物件では5,731万円にのぼります(【アットホーム】北千住駅(東京都)の価格相場から中古マンションの物件を探す|マンション購入の情報のデータ 2019年2月時点)。 学生の単身世帯からファミリー層まで幅広い年代の人気を集める北千住では物件のバラエティも豊富ですが、前述のような背景から中古マンションの価格相場もじわじわと値上がりを続けており、今後もそうした値上がり傾向がみられるものと考えられます。 北千住のショッピングスポット 北千住のショッピングスポットとして、「ルミネ北千住」、「北千住マルイ」、「千住ミルディス」などがあります。いずれも駅近にあるので、アクセスは抜群。都内に出なくても本格的なショッピングが楽しめるのは嬉しいですね。 ルミネ北千住 ルミネ北千住には「ユナイテッドアローズ」や「ビームス」など、若者向けのセレクトショップも出店しており、おしゃれなスイーツを販売しているお店も充実しています。 北千住マルイ 参考URL:店舗のご案内|北千住マルイ 対照的に、北千住マルイにはキッズ向けやファミリー層向けのお店が多数出店しており、ちょっとした日用品も全てここで揃えることができます。 休日はこの3つのデパートを練り歩いてショッピングを満喫するのも楽しいですよ。 北千住駅の西口には昔ながらの商店街もあり、スーパーや日用品の小売店が軒を連ねています。普段の買い物はこの商店街周辺で済ませるのがいいでしょう。 北千住周辺の休日に過ごせるスポット 荒川周辺 足立区は荒川に隣接しており、北千住からならすぐにアクセス可能です。 堤防付近は自然が広がっており、晴れた休日には日向ぼっこをして過ごすのも楽しいですよ。 また、荒川の堤防は「3年B組金八先生」や「親子ゲーム」のロケ地として使われた場所として有名。これらの作品を観たことがあるなら、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。きっと懐かしい気持ちが蘇りますよ。 千住スポーツ公園 参考URL:足立区/千住スポーツ公園 千住スポーツ公園はさまざまな球技が楽しめるスポットです。利用には前もって予約が必要ですが、テニスコートやサッカー場、トラック付きの運動場を借りることができます。 他にも、相撲場や弓道場があり、新しい趣味を見つけるきっかけになるかもしれません。 北千住周辺の大きな公園 […]

横浜市青葉区の住みやすさと評判、相場・スポット:ベッドタウンとして人気のファミリー層向けのエリア

横浜市青葉区はこんな街 横浜市青葉区は、東側には東急田園都市線と東名高速道路、国道246号が沿うように走り、西側には東急こどもの国線が走っています。区の北西側は東京都町田市と神奈川県川崎市麻生区と接する境界線となっています。 区の中心を南北に流れる鶴見川沿いには横浜市内でもめずらしい平らな農業用地が広がっており、「浜なし」ブランドの梨は有名です。それ以外のエリアは丘陵地帯がほとんど。そして、多くの地域が住宅地として開発されています。 横浜市青葉区の住みやすさポイント 横浜市青葉区を通っている鉄道は、東急田園都市線・こどもの国線、横浜市営地下鉄ブルーラインの2社3路線です。二子玉川駅や品川駅に向かう東急田園都市線は東京メトロ半蔵門線直通で、東京都心へのアクセスも良好。 横浜市営地下鉄を使えば、横浜駅方面へスムーズにアクセスできます。そうした交通の利便性が、ベッドタウンとしての青葉区の住みやすさを支えています。また、青葉区の特徴として、自然が豊かで環境がいいこと、街並みが美しく自然と調和しているという点が挙げられます。 前述したような川や丘陵地に加え、公園も230か所とその多さは市内で最多です。四季折々の景色や、自然を生かしたイベントなどを楽しむことができます。子育て世代にとってうれしいのは、青葉区には子育てしやすい環境が整備されているということ。 青葉区地域子育て支援拠点「ラフール」を中心にさまざまな子育て支援の施策が打ち出されていますし、「アートフォーラムあざみ野」は親子で楽しめる施設として好評です。子育て中のママさんライター数十人と一緒に地域密着型の情報を発信するNPO法人森ノオトが活動しているのも、横浜市青葉区です。 横浜市青葉区の評判 横浜市青葉区に住む方の評判を聞くと、典型的な住宅街で静かに暮らすことができる点や、自然が豊かでほっとするような地域でありながら、おしゃれなカフェなどのお店も多く、スーパーの食材も質の高いものが多いといった点をいいところとして挙げる声が聞かれました。 一方で、気になる点として多く挙げられるのが、東急田園都市線の混雑です。沿線の開発で人口が増加していることも相まって、その混雑は年を追うごとにつらくなっており、電車の遅延も日常茶飯事です。 また、東急百貨店やたまプラーザテラスなどの商業施設をはじめとして高級志向のスーパーが多いのは喜ぶ方も多い反面、全体的に物価が高く感じられると、デメリットとして挙げられることも。 横浜市青葉区は落ち着いた住環境を求める方におすすめ 横浜市青葉区の家賃相場は、ワンルームで6.55万円、1DKで7.38万円、1LDKで9.99万円(LIFULL HOME’Sのデータより、2017年10月13日時点)と、物価だけでなく家賃相場も少し高めといえるでしょう。 なかでも、人気のたまプラーザ駅やあざみ野駅周辺では、家賃はさらに高額になります。しかし、多少お金をかけてでも落ち着いた街で暮らしたいと考える方にとっては、横浜市青葉区はうってつけのエリアです。 冒頭で述べたように長寿の街としても知られる青葉区は、「高齢期を迎えた方々も元気に活躍する“アクティブシニア”の街」としての面も掲げています。すでにリタイアして電車通勤もなく、余裕のある生活を過ごしている方にとってはより過ごしやすい街と感じられそうです。 横浜市青葉区の中古マンション相場 横浜市青葉区には、横浜市営地下鉄ブルーライン、東急田園都市線・こどもの国線の2社3路線が乗り入れています。東急田園都市線では二子玉川駅や三軒茶屋駅へアクセスできるほか、東京メトロ半蔵門線直通で東京都心へのアクセスも良好です。また、区の東側には東名高速道路や国道246号が走っており、交通の便のいいエリアです。 横浜市青葉区の中古マンションの価格相場は、全体で3614.92万円、1R~1Kの物件で865万円、1DK~2DKの物件で1953.39万円、2LDK~3DKの物件で3285.04万円、3LDK~4DKの物件で3681.21万円、4LDK以上の物件で4652.05万円です(不動産情報サイト「アットホーム」横浜市青葉区の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月15日時点)。 横浜市青葉区のショッピングスポット 横浜市青葉区には、人気の高い高級志向の商業施設が多くあるのも特徴です。青葉台東急スクエアは東急田園都市線・青葉台駅に隣接するショッピングセンターで、ファッションから食料品までバラエティ豊かな店舗がそろっています。雑貨店も充実しており、人気の無印良品はデリ・カフェのCafé&Meal MUJIもあります。 たまプラーザ駅には、駅を出てすぐのところに、東急百貨店たまプラーザ店とたまプラーザテラスがたち並びます。百貨店である東急百貨店には、化粧品カウンターも多く入っており、デパ地下グルメも楽しめます。たまプラーザテラスは駅直結の複合商業施設で、さまざまなジャンルから選りすぐりの店舗が軒を連ねています。四季折々のイベントや催事も多く開催されています。 横浜市青葉区周辺の休日を過ごせるスポット 横浜市立の文化施設である横浜市民ギャラリーあざみ野は、展示室やアトリエがあり、多様なジャンルの展示が日々行われているほか、多彩なアトリエ講座やコンサートなどが開催されています。横浜市民ギャラリーあざみ野は「さまざまな人に開かれたギャラリー」を掲げ、バリアフリー設備が充実。オムツ換えシートや授乳室なども完備されており、小さな子どもも一緒に文化的な休日を楽しみやすい施設です。 お風呂でゆったりとした休日を楽しみたいという方には、すすき野「湯けむりの里」がおすすめ。すすき野「湯けむりの里」はには、15種類にもなるお風呂があり、全国各地の名湯を堪能できる露天岩風呂からジェットバス、高濃度炭酸泉まで、体調に応じてお風呂を選ぶことができます。手もみやエステといったリラクゼーションやキッズコーナーもあるので、ファミリー層にも人気です。 横浜市青葉区周辺の大きな公園 美しい街並みが自然と調和している横浜市青葉区には公園も多く、その数も230か所と市内最多を誇ります。横浜市青葉区と東京都町田市にまたがるこどもの国は有名で、丘陵の自然を生かした広大な遊び場には、たくさんの遊具やアスレチックに、牧場や動物園、プールなどの施設が満載です。子どもからの人気は高く、さまざまなところから訪れる方でにぎわいを見せています。 寺家ふるさと村も、昔ながらの田園風景が色濃く残り、水田と雑木林が美しい景観を織りなしています。春には桜と新緑、夏は水田の緑の絨毯、秋には稲穂や紅葉、冬は木枯らしと、四季折々の景色や変化を楽しむことができます。加えて、市内では数少ないホタルを見られる場所であるのもうれしいところ。 おわりに 東京へ通勤・通学する家族のベッドタウンとして落ち着いた住環境がほしい、お母さんと子どもが一緒に充実した日々を過ごせるところに住みたい、高齢期を迎えても元気に暮らしたい――そうした方々にとって、横浜市青葉区はうってつけのエリアといえます。美しい街並みに豊かな自然、おしゃれな商業施設にカルチャースポットなど、さまざまな要素をバランスよくそろえる横浜市青葉区では、品のある楽しみにあふれた生活を送ることができるでしょう。

横須賀市の住みやすさと評判、相場・スポット:海も山も近くにある、のんびりとした雰囲気が魅力のエリア

横須賀市はこんな街 横須賀といえば有名なのが、幕末のアメリカ海軍・ペリー来航や、戦後置かれた米軍基地の存在でしょう。関連して海上自衛隊の基地もあり、潜水艦や艦隊が停泊しているのもよく見られるなど、いわば「海軍の街」として独自の文化と雰囲気を形成してきました。 しかし、横須賀の特徴はそればかりではありません。昔ながらの店舗がたち並ぶ商店街、静かで穏やかな住宅街、美しいバラが咲く公園など、横須賀にはいろいろな顔があります。 交通機関としては、品川駅から浦賀駅・三崎口駅間を結ぶ京浜急行線と、横浜駅や大船駅を通って久里浜駅まで走るJR横須賀線が乗り入れており、市内を含めた三浦半島全域を京急バスがカバーしています。 その立地から東京都心へのアクセスがあまりよくなさそうなイメージがありますが、横須賀中央駅から品川駅までは約45分、横浜駅までなら30分かからずにアクセス可能です。 横須賀市の住みやすさポイント 横須賀の中心といえる横須賀中央から汐入にかけてのエリアには数々の商業施設やどぶ板通り、横須賀芸術劇場などがあり、日々にぎわいを見せています。加えて、人の流れが途絶えないのが三笠ビル商店街。 横須賀には昔ながらの商店街が各地にありますが、三笠ビル商店街にも青果店や鮮魚店、飲食店などがたち並んで活況を呈しています。そうした利便性と合わせて、横須賀には海も山も豊か。 東京湾に面する東側の海岸と、相模湾に面し夏は海水浴客でにぎわう西側の海岸は、同じ海岸でも異なり魅力があり、東側には東京湾唯一の自然島である猿島を擁し、西側の漁港では朝市での買い物も。 衣笠山や大楠山といったエリアや三浦アルプスと呼ばれるコースでは、気軽なハイキングも楽しめます。気候は平穏で温暖。東京や横浜で雪がふるような日でも横須賀では雨ですむといったことも多く、過ごしやすい気候といえるでしょう。 そうした性質もあってか、街の雰囲気は全体的にのんびりしています。そうしたポイントが、横須賀市が住みやすいと評価される点です。 横須賀市の評判 横須賀市のイメージとして不安視されるのは、米軍基地の影響でしょう。しかし、街の雰囲気は驚くほど穏やかなもので、横須賀市の犯罪発生件数は神奈川県内でも比較的少ない部類に入ります。 厚木基地周辺の騒音は有名ですが、そうした心配もありません。熱帯的な暑さや豪雪などの激しい気候に悩むこともなく、リラックスして過ごしやすいエリアというのが、実際に住んだ方から聞かれる評価です。 一方で困りがちなのが、坂が多いこと。広い平地が少ない立地で、電動ではない自転車を使うのが難しいといった地域も散見されます。仕事で疲れて帰ってきて坂を登るのはつらいといった意見も聞かれました。 また、海にほど近い地域では、海風の影響で設備がいたみがちといった声もありました。 横須賀市はのんびりと過ごしたい方におすすめ 横須賀には、東京都心や横浜駅周辺のような便利さやにぎやかさはないかもしれませんが、海と山に囲まれた独特の空気感のなかで、お子さんからお年寄りまでのんびり過ごすことができるエリアです。 都会のあわただしさや人混みの喧騒から離れて静かにのんびり暮らしたいという方にはマッチしているでしょう。物件のバラエティが豊かなのは、横須賀中央から小川町、平成町に至る海沿いの平地です。平成町には大きな商業施設ができたり市の主要施設が移転したりと、横須賀中央エリアに負けず劣らずの利便性があります。 横須賀市の中古マンション相場 横須賀市には京浜急行線とJR横須賀線が乗り入れており、東京・品川駅から市の中心エリアである横須賀中央駅までは京浜急行でおよそ45分。横浜駅から横須賀中央駅からは30分弱という距離です。そのため、通勤・通学や買い物などにもそれほど困ることはありません。周りを海に囲まれ、いわば「海軍の街」として独自の雰囲気が形成されてきた横須賀市ですが、街の雰囲気は穏やかで、山の楽しみから海の幸までさまざまな自然も満喫できます。 横須賀市の中古マンションの価格相場は、全体で1730.26万円、1R~1Kの物件で598.43万円、1DK~2DKの物件で1131.79万円、2LDK~3DKの物件で1676.21万円、3LDK~4DKの物件で1834.53万円、4LDK以上の物件で2284.37万円です(不動産情報サイト「アットホーム」横須賀市の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月8日時点)。 横須賀市のショッピングスポット 横須賀市の中心的存在である横須賀中央エリアには、大通りから裏通りまで数多くの商店や飲食店がたち並び、お隣の汐入エリアにかけてショッピングスポットが点在しています。大きなショッピングモールといえば、京急横須賀中央駅からすぐの横須賀モアーズシティや、京急汐入駅から徒歩3分のショッパーズプラザ横須賀でしょう。 JRと京浜急行が乗り入れる久里浜エリアには、ファッションから食材までそろうショッピングモールのウィング久里浜があります。生活の買い物をするなら、横須賀中央のメインストリートにあるリヴィンよこすか店が年中無休・24時間営業で便利です。汐入駅からほど近いどぶ板通り商店街は、日本とアメリカの雰囲気が融合した独特の商店街で、スカジャンからネイビーバーガーまでバラエティ豊かな品揃えです。 横須賀市周辺の休日を過ごせるスポット 三浦半島の東端には、映画「ゴジラ」でゴジラの日本上陸地点として知られる観音崎があります。この付近は県立観音崎公園として整備されていますが、この園内にある横須賀美術館は多彩な企画展を開催するほか、海を眺めることのできる絶景美術館としても有名です。観音崎エリアには、海洋関係の資料や観音崎の植物などが展示されている観音崎自然博物館もあります。 ゆったりした休日を過ごしたいなら、ヴェルニー公園や三笠公園がおすすめです。いずれも海沿いの公園で、ヴェルニー公園はJR横須賀駅から徒歩1分。フランス庭園様式を採用した公園で、およそ1400株のバラが植えられています。横須賀中央駅から徒歩約15分の三笠公園は横須賀を代表する公園で、世界三大記念艦の一つである「三笠」が保存されています。 横須賀市周辺の大きな公園 横須賀市には、そのほかにもいろいろな公園があります。長井海の手公園・ソレイユの丘は、自然や動物とふれあうことのできる体験型の市営公園です。広大な太平洋の景観を眺められる露天風呂などの温浴施設も備え、休日には多くの方が訪れる人気スポットです。 その名のとおり目の前に海が広がるうみかぜ公園では、海を見ながらバーベキューをしたり、スケートボードや3 on 3などのスポーツで汗を流すこともできます。花をテーマにした公園である「くりはま花の国」では、春にはポピー、初夏にはラベンダー、秋にはコスモスが見事な花を咲かせます。 おわりに 海と山に囲まれた横須賀市は、都会のような利便性やにぎやかさは少ない代わりに、喧騒から離れて静かにのんびりと過ごしやすいエリアです。地元の野菜や海の幸を購入できる朝市なども各地で開催され、自然の近くでの暮らしを満喫できるでしょう。

川崎市中原区の住みやすさと評判:都心へのアクセスが抜群で住環境が良い住みやすいエリア

川崎市中原区はこんな街 遠くからでも見渡せる武蔵小杉のビル群―そんな景色は、すっかり川崎市中原区を代表する景色の一つとなりました。中原区には、新丸子や元住吉といった駅もありますが、中心となっているのは一大ターミナル駅の武蔵小杉駅です。 かつては高度成長期を支える工業地帯であった一帯は、いまでは再開発を経て先端企業が集積し、その一方で一大住宅街を擁しています。同時に、川崎市中原区は神奈川県内でも有数のパンジー生産量を誇るなど、古くから花物苗の生産が盛んな地域でもあります。 緑の豊かな公園も多く、道を一本入ると昔ながらの親しみやすいグルメスポットが顔をのぞかせるなど、さまざまな面をもつのが川崎市中原区です。住みたい街としての人気も急上昇しています。 川崎市中原区の住みやすさポイント 川崎市中原区が住みやすいエリアとして評価される大きなポイントは、東京都心部や横浜へのアクセスが抜群であることでしょう。主要駅である武蔵小杉駅には、JR湘南新宿ライン・横須賀線・南武線、東急東横線・目黒線の2社5路線が乗り入れています。 JRでは成田エクスプレスも利用できますし、東急東横線は通勤特急も停車しますので、各方面へのアクセスのよさは群を抜いています。その便利な交通機関と、自然の豊かな公園を合わせもっているのも、川崎市中原区のいいところです。 森や池など自然とのふれあいを存分に楽しむことができる等々力緑地、四季折々の自然を堪能できる中原平和公園、多くの魚が泳ぎ、サギやカルガモといった鳥も訪れる江川せせらぎ遊歩道など、休日に散策してリフレッシュしたり、お子さんと遊ぶのにも最適です。 川崎市中原区の評判 川崎市中原区の評判として近年よく聞かれるようになったのが、ショッピングが楽しめる便利なエリアであるということです。再開発の進む武蔵小杉周辺には、数々の商業施設から便利なスーパーまで軒を連ね、日常の買い物から休日のショッピングまでとても便利。 再開発で街並みも清潔になり、多くの年齢層の方から支持を受けています。その分、気になることとして聞かれるようになったのが電車の混雑です。特に朝の通勤ラッシュの時間帯は限界ともいわれるほどで、駅構内に乗降客があふれる光景も。今後もタワーマンションの建設が予定されており、混雑の対策が喫緊の課題とされています。 川崎市中原区は都心へのアクセスと住環境のよさを求める方におすすめ 川崎市中原区と東京の境となっている多摩川。その川沿いにある多摩川緑地は、ピクニックやスポーツなどで楽しむ憩いの場として親しまれており、春には見事な桜並木が目を楽しませてくれます。 そのような緑豊かな景色と、都心へのアクセスやショッピングなどの利便性を、両方得られるのが川崎市中原区です。武蔵小杉周辺に絞るとこれより5000円程度高くなる傾向がありますが、駅から少し離れると手頃な家賃で住みやすい物件が潜んでいるかもしれません。 川崎市中原区の中古マンション相場 川崎市中原区は、お隣の横浜や東京都心といった主要都市へのアクセスが抜群です。武蔵小杉駅には、JR湘南新宿ライン・横須賀線・南武線、東急東横線・目黒線の2社5路線が乗り入れており、東急東横線は通勤特急も停車します。成田エクスプレスも利用することができるなど、首都圏の各方面へアクセスしやすい立地です。 そんな川崎市中原区の中古マンションの価格相場は、全体で4765.51万円、1R~1Kの物件で1311.2万円、1DK~2DKの物件で3444.66万円、2LDK~3DKの物件で5054.11万円、3LDK~4DKの物件で5168.57万円、4LDK以上の物件で5368.15万円です(不動産情報サイト「アットホーム」川崎市中原区の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月15日時点)。 川崎市中原区のショッピングスポット 川崎市中原区は、再開発の進む武蔵小杉周辺を中心に数多くの商業施設から便利なスーパーまでがたち並び、日常の買い物だけでなくショッピングを満喫できるエリアです。なかでも、武蔵小杉駅に直結している武蔵小杉東急スクエア、ららテラス武蔵小杉、グランツリー武蔵小杉といったショッピングモール群は人気があります。 これらのショッピングモールには、実に多種多様なジャンルの店舗が入っており、幅広い年齢の方が買い物を楽しめるようになっています。しかし人気が集まる理由はそれだけではありません。これらの施設にはテラスや屋上庭園、展望デッキがあり、周辺の景色を眺めたり子どもを遊ばせたりすることができるようになっているのです。雨の日でも傘を使うことなく駅からアクセスでき、晴れた日には眺望も楽しめる――こうしたショッピングスポットは、川崎市中原区の人気スポットの一つとなっています。 川崎市中原区周辺の休日を過ごせるスポット 日本全国に博物館は数多くありますが、一風変わった博物館でさまざまな展示を楽しむことができるのが、川崎市市民ミュージアムです。「Citizen(市民)」の「C」をかたどった建物のなかには、マンガやポスターなどが保存されています。ニュースやドキュメンタリーなど2000本に及ぶビデオ作品を視聴できるビデオライブラリーも人気です。 健康的に休日を過ごすなら、とどろきアリーナがおすすめです。川崎のスポーツ・文化の拠点であるとどろきアリーナでは、各種スポーツをすることができるスペースや、トレーニング機器を使って鍛えられるトレーニング室が備わっています。ゆっくり過ごすなら、江川せせらぎ遊歩道の散策もいいでしょう。水や緑のあふれる憩いの場である遊歩道は、「湧水の小径」「桜のプロムナード」などの8つのゾーンにわかれており、工夫のこらされた空間を眺めることができます。 川崎市中原区周辺の大きな公園 川崎市中原区は東京にほど近く便利な立地でありながら、自然の豊かな公園も多いエリアです。等々力緑地には等々力陸上競技場があるだけでなく、四季園、ふるさとの森、つり池など、自然とのふれあいを楽しめる公園施設を完備し、家族でお出かけすれば1日中飽きずに過ごすことができるでしょう。 中原平和公園も、春にはお花見、夏は水遊びといったように四季折々の自然を堪能できます。加えて、すべり台やつな渡りといった遊具がいろいろある点は、子どもに喜ばれるポイント。平間公園には児童プールがあり、夏はたくさんの子どもたちで賑わいをみせています。 おわりに 東京に隣接する立地、交通の便のよさといった利便性と、ショッピングからスポーツまで飽きずに楽しめる施設、緑の豊かな公園など、生活にほしいと思うさまざまなものがそろっているのが、川崎市中原区です。再開発の進む先端的な街があるかと思えば、道を一本入ると昔ながらの親しみやすいグルメスポットがある……そうした面も、川崎市中原区の人気のポイントでしょう。

川口市の住みやすさと評判、相場・スポット:東京に隣接する交通の利便性に優れたエリア

川口市はこんな街 川口の歴史は古く、人が住みはじめたのは今からおよそ2万年も前のこととされています。 江戸時代には数々の産業が振興。特に鋳物産業と植木・苗木の栽培は発展し、飛躍的発展をとげた鋳物産業によって「鋳物の街川口」の名は全国に知られるようになったのです。 その後、住宅都市化が進み、今日の川口市の姿となっています。JR川口駅や埼玉高速鉄道・川口元郷駅のある中心エリアには高層マンションが林立し、東京都と通勤・通学の行き来もとりわけ多くなっています。 安行地区は植木栽培が盛んで、植木園や植物に関係する施設が多いエリアです。その隣にある戸塚地区は相次ぐ区画整理で整った市街地となっており、ここにある埼玉高速鉄道・東川口駅はJR武蔵野線と埼玉高速鉄道の乗換駅で交通の便のいいところ。 地区を縦断するけやき通りも有名です。そのほかにも、JR西川口駅や蕨駅周辺の市街地や、緑の多い神根地区、施設としては川口オートレース場やイオンモール川口など、さまざまな要素をもつ地区から成り立っています。 川口市の住みやすさポイント 東京と隣接する川口市は、JR京浜東北線・武蔵野線、埼玉高速鉄道が乗り入れており、東京まで30分弱、新宿まで約25分と、東京のアクセスのよさは抜群です。 加えて、JR武蔵野線では千葉方面や神奈川方面への移動が容易で、埼玉高速鉄道は東京メトロ南北線直通で神奈川県・横浜の日吉駅まで乗り換えなしでアクセスできます。そうした地の利から東京でのショッピングももちろん楽しめますが、川口駅前には商業施設が充実。 東側にはそごうやかわぐちキャスティ、西側にはララガーデン、北側にはアリオといった大型百貨店やショッピングモールが立ち並びます。日常の買い物をするスーパーも数多く軒を連ねており、この辺りで普段の生活で不便に感じることはないでしょう。 そして、川口市の大きな魅力となっているのが、子育て支援が充実している点です。川口市は、国の子育て支援総合推進モデル指定都市でもあります。 そのため、子育て支援の施策や子どもの居場所となるような関連施設の設置に非常に熱心に取り組んでいるのです。財政面でも豊かで、行政サービスの質が高いというのも高評価です。 川口市の評判 実際に住む人からの評判は、東京へのアクセスのよさや、商業施設の充実、子どもが遊ぶ場所の多さなど、多くのいい点が挙げられています。JRに加えて埼玉高速鉄道も整備され、移動も便利になり、生活環境を改善する再開発も期待されています。 反面、大きな駅から少し離れると買い物や交通機関の利用が不便という声も聞かれ、一部エリアでは外国人の居住が多く繁華街という特性も相まって不安視する向きもあります。 しかし、川口市は人口密度の高い地域でありながら、犯罪発生率や交通事故発生率が突出して高いわけではなく、治安は比較的よく住みやすい街といえます。 川口市は東京以外で都心へのアクセスの利便性が高いエリアをお探しの方におすすめ 「東京に住みたいけれど家賃が高い」と考えている方や、あまりにも騒々しい都会には住みたくないけれど都心へのアクセスがいいところが希望といった方に、川口市はおすすめのエリアです。 川口駅周辺には高層マンションも多く建ち、街もきれいに整備されており、休日も落ち着いて過ごせるでしょう。 川口市の中古マンション相場 東京と隣接する川口市には、JR京浜東北線・武蔵野線、埼玉高速鉄道が乗り入れており、東京への往来も盛んです。JR武蔵野線を使えば千葉方面や神奈川方面への移動も容易ですし、埼玉高速鉄道では東京メトロ南北線直通で神奈川・横浜方面へ乗り換えなしでアクセス可能です。 主要駅であるJR川口駅や埼玉高速鉄道・川口元郷駅の近辺には高層マンションが林立していますが、中古マンションの価格相場を見てみると、物件全体で2524.52万円、1R~1Kの物件で989.71万円、1DK~2DKの物件で1770.19万円、2LDK~3DKの物件で2214.87万円、3LDK~4DKの物件で2791.91万円、4LDK以上の物件では3014.42万円です(不動産情報サイト「アットホーム」川口市の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月8日時点)。 川口市のショッピングスポット 川口市はその地の利から東京でのショッピングも楽しみやすいですが、市内にも川口駅周辺を中心に商業施設が充実しています。川口駅の西側、バスで6分ほどのところにあるのはララガーデン川口です。ユニクロからアカチャンホンポまで幅広いバリエーションのそろうララガーデン川口は、子どもを連れたファミリーからも人気。フードコートも赤ちゃんや小さな子どもが過ごしやすい空間に設計されており、子育て支援が充実する川口市にマッチした商業施設となっています。 川口駅の北側、徒歩約10分の距離にあるアリオ川口は、映画館も併設されたショッピングモールです。こちらも赤ちゃんや子ども向けのショップが入っているほか、すぐ外には公園も広がっており、子どもからお年寄りまで過ごせる憩いの場として親しまれています。川口駅の東側には、バラエティ豊かな店舗をとりそろえるショッピングセンター・かわぐちキャスティや、老舗百貨店でグルメスポットも充実しているそごう川口店があります。 JR蕨駅からバスで約5分のイオンモール川口前川も、生活雑貨からファッションアイテムまで品揃え豊富で、ショッピングを楽しむ若者から家族連れまで、常に賑わっていると評判です。駅からはイオンモールに向かうバスが出ているほか、2400台の駐車場も完備で、アクセスもしやすくなっています。 川口市周辺の休日を過ごせるスポット 植木や鋳物など数々の産業が発展してきた川口市には、休日を満喫するスポットも豊富です。川口市立グリーンセンターは川口市の運営する植物公園で多種多様な植物があり、四季折々さまざまな緑花の見頃を鑑賞することができます。お子さん向けの遊具やミニSLが走る広場があるというのも、子育て世帯にはうれしいところでしょう。 川口市立科学館では、科学展示室、プラネタリウム、天文台といった施設が備わり、その名にふさわしく科学の原理をさまざまな角度から体験することができます。プラネタリウムで美しい星空を堪能するのは、子どもだけでなく大人も穏やかな休日を過ごすのにぴったり。川口市立アートギャラリー・アトリアはアリオ川口の目の前にあり、落ち着いた雰囲気のなかで美術に接することができます。 川口市周辺の大きな公園 散策や運動など、いろいろな楽しみ方ができる公園があるのは、住む地域を考えるうえでありがたいポイントでしょう。川口市荒川運動公園には、ドッグランとバーベキュー広場があります。ドッグランは日の出から日没まで無料で利用可能で、バーベキュー広場は機材や消耗品などが用意されているなど、楽しみやすい配慮がなされています。 川口自然公園は湿地の自然を残した公園で、周囲には雑木林などの自然が豊かに残っています。そのため、公園の中にはカブトムシやクワガタをはじめ、ホタルやタヌキ、絶滅が心配されるメダカといった生き物が姿を見せています。 おわりに 東京へのアクセスもよく、商業施設も充実する川口市は、住む方からの評判も上々です。さらに、子育て支援が充実しているという点も川口市の大きな魅力です。そうした利便性を備えながらも、東京23区に比べて手の届きやすい物件価格の川口市は、住まいを構える方からも引き続き注目を集めています。