自由が丘はこんなエリア
自由が丘というのは東京都目黒区の町名で、自由が丘駅も目黒区最南端にあります。
その自由が丘駅には東急東横線と東急大井町線の2路線が乗り入れており、渋谷までは東横線でおよそ10分、新宿も乗り換え1回、約25分でアクセスできる好立地です。
2013年には東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始したため、乗り換えなしで埼玉県西南部まで行くことができるようになりました。
環状八号線や第三京浜、東名高速道路のインターチェンジなども近いことから、自動車を利用する方にとっても便利です。
自由が丘には、ファッションから飲食まで幅広いジャンルのおしゃれなお店がたち並び、休日には多くの方が詰めかけます。
とりわけ「お菓子の街・自由が丘」としての顔は好評で、有名な亀屋万年堂や、日本で初めてモンブランケーキを生み出した洋菓子店・モンブランなどの老舗をはじめ、数多くのスイーツ店が軒を連ねています。
自由が丘の住みやすさポイント
そうしたことを聞くと、あたかも観光地やがやがやした街を想像して「住まいには向かないのではないか」と思われるかもしれませんが、自由が丘は住みやすいと評判で、住みたい街ランキングでも上位の常連です。
その大きなポイントは、街並みが落ち着いて品がある点にあります。
自由が丘を歩いてみると、高層の建物はほとんどなく、ファッションやスイーツなどのお店もちょっとした小道に点在しているという感じで、街全体がとてもやわらかな雰囲気なのです。
駅のすぐ近くには九品仏川緑道が通っており、散策やペットを連れての散歩にはもってこい。駅前や大通りから少し離れれば、落ち着いた住宅街が広がっています。
そして、落ち着いていながらも、街の雰囲気はやっぱりおしゃれ。
「マリ・クレール通り」「メープルストリート」「サンセット・アレイ」といった通りの名前も一つひとつがしゃれていますし、点在するパン屋さんやスイーツ店もまるでフランスのような雰囲気。
雑貨店に入れば、日本各地から世界各国のものまでユニークな商品が幅広く並んでいます。
自由が丘の評判
おしゃれな街というと日々の生活のための買い物がしづらいのではないかと思われがちですが、日用品を買うスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどもたくさんあります。
自由が丘と隣接する九品仏駅や奥沢駅、緑ヶ丘駅なども徒歩圏内で、散策にもよし、買い物にもよしです。
実際に住む人の評判も総じて高いですが、いくつか注意が必要なポイントも。
駅の周辺は商業地域で、住まいを探そうとすると駅からの距離が徒歩10分以上となることが少なくありません。
また、駅のすぐ南側には目黒区と世田谷区の境があり、少し歩けば大田区との境もあるため、自由が丘エリアで物件探しをするとその住所はさまざまです。
隣接する地域でも区が異なると受けられる行政サービスやごみ出しのルールなども異なるため、住所はきちんと確認しておきましょう。
自由が丘は品のいい街に住みたい方におすすめ
自由が丘に行くとすてきなお店がたくさんあり、見ているだけでわくわくします。
しかし、自由が丘全体を包む雰囲気に派手さは決してなく、むしろ品のいい落ち着いた空気に満ちています。
気張らずに、品のいい街に住みたいと考える方には、自由が丘はおすすめしたい街といえます。
自由が丘の家賃相場は便利で評判のいいエリアであるだけに、家賃は決して低くありません。
その分環境はよく、お子さん向けの塾や習いごと施設なども充実していることから、子育て世帯にも適した地域です。
自由が丘の中古マンション相場
東急東横線と東急大井町線の2路線が乗り入れる自由が丘駅は、渋谷まで約10分、新宿も乗り換え1回、25分ほどでアクセスできるなど、交通の便もいい好立地です。加えて、2013年には東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始したことにより、埼玉県西南部まで乗り換えせずに行くことができるようになっています。
住みたい街ランキングでも上位にランクインすることの多い自由が丘エリアの中古マンションの価格相場を見てみると、物件全体で5542.69万円、1DK~2DKの物件で2976.45万円、2LDK~3DKの物件で4856.21万円、3LDK~4DKの物件で6637.21万円、4LDK以上の物件では1億263万2500円です(不動産情報サイト「アットホーム」自由が丘駅の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年11月19日時点)。
自由が丘のショッピングスポット
自由が丘のショッピングスポットは枚挙にいとまがありません。駅から徒歩3分の距離にある人気のショッピングモールがLuz(ラズ)自由が丘は、おしゃれなビルの館内にファッション・コスメ・雑貨・レストランといった人気店舗がせいぞろいしています。駅から徒歩2分と同じく至近のTrainchi(トレインチ)自由が丘は、2017年にリニューアルオープン。かわいい雑貨のお店から開放感のあるオープンカフェまで、散歩しながらのんびり楽しめるショッピングスポットです。
1953年の創業以来、自由が丘でのショッピングを支えてきた屋台骨でもあり自由が丘のランドマーク的存在でもあるのが、自由が丘デパートでしょう。駅前のショッピングモールにはおよそ100の店舗が出店しており、ファッションや雑貨はもちろん、お茶を扱うお店や佃煮を販売するお店など、実にバラエティ豊かな店舗が続いています。2階の飲食店フロアも食べられるジャンルは多岐にわたり、見逃せません。
自由が丘周辺の休日を過ごせるスポット
自由が丘で休日を満喫するなら、ショッピングだけでなく、スイーツを堪能するのもおすすめです。日本初のスイーツのテーマパークとして生まれた自由が丘スイーツフォレストは、さまざまなジャンルで腕を誇るパティシエがつくった極上のスイーツを心ゆくまで味わうことができます。屋内施設で天候に左右されず楽しめますし、季節のイベントやお子さん向けのイベントなども多数開催されているのもうれしいところです。
スイーツでおなかと心を満たしたら、自由が丘を散策してみましょう。駅から5分ほど歩くと、突然ヴェネツィアの景色が現れるスポットがあります。「自由が丘のヴェネツィア」ともいわれるLA・VITA(ラ・ヴィータ)は、ヴェネツィアの街をイメージした運河やゴンドラが設置されるなど、イタリアの雰囲気が漂うエリア。そのなかに、キリムショップや職人の革製品を販売するお店などがあり、ほかのショッピングスポットとは一味ちがったショッピングを楽しむことができるでしょう。
おわりに
自由が丘には高層の建物はほとんどなく、駅のすぐ近くには九品仏川緑道が通るなど、散策を楽しんだりペットを連れて散歩に出かけるにはもってこいの場所です。駅前や大通りはたくさんの人でにぎわっていますが、少し離れた住宅街は落ち着いた雰囲気で、安心して暮らすことができるでしょう。また、スイーツ好きの方には、一流の職人がしのぎを削る自由が丘は、最新スイーツを楽しむのにうってつけの街といえます。
「マリ・クレール通り」「メープルストリート」「サンセット・アレイ」といった街の通りも一つひとつがおしゃれな雰囲気で、品のいい空気感のなかで穏やかに住みやすい自由が丘は、人気が高いのもうなずけるエリアです。