世田谷区の住みやすさと評判、相場・スポット:利便性・居住性・自然のバランスのとれた人気エリア
  • 世田谷区は住みやすい?
  • 物件は高い?
  • どんな人が住んでいるの?

本記事では、上記のような世田谷区に関する疑問にお答えしていきます。

東京23区の南西部に位置する世田谷区は、東京都内で最大の人口を抱える区です。しかし、もともとは農村が合併してできたのどかな土地で、かつての農道の名残りもあります。

東京最大の区である世田谷区の住みやすさや評判といったことを確認していきましょう!

世田谷区の住みやすさポイント

世田谷区の住みやすさポイントとしては以下の3つが存在します。

  • 賑やかな都会とは適度な距離があるのが魅力
  • 物件の値段は地区によってさまざま
  • 世田谷区は幅広い世代におすすめ!

詳しくポイントを解説していきます!

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賑やかな都会とは適度な距離があるのが魅力

成城や豪徳寺、玉川田園調布などの高級住宅街もありますが、それ以外にも手頃な家賃で住める閑静な住宅街もあるのが世田谷区です。

東京都内でも屈指の広さを誇る世田谷区には、東急線や小田急線、京王線など数多くの電車路線が乗り入れており、都心へのアクセスもとてもしやすいのですが、賑やかな都会と適度な距離があり、住まいとしては快適な環境を保っています。

そして、緑の豊かな公園が多いのも世田谷区が住みやすいとされるポイントの一つです。
大きな公園でグルメイベントも多く開催される駒沢オリンピック公園、馬と触れ合える馬事公苑、ミニSLも走る世田谷公園など、自然のあふれる公園が点在し、大人から子どもまで楽しむことができます。

穏やかな空気の流れる世田谷区ですが、おしゃれなお店も少なくありません。隠れ家的なレストランからゆったりできるカフェまであらゆるジャンルが揃う飲食店、バラエティ豊かな商品を取り揃える雑貨店などなど、枚挙にいとまがありません。
休日の楽しみが増えそうなところも、世田谷区のうれしいところです。

物件の値段は地区によってさまざま

東京都内でも指折りの広さを誇る世田谷区は、玉川田園調布や成城、豪徳寺といった高級住宅街のイメージが強いですが、手の届きやすい閑静な住宅街や、若い世代でも住みやすいような地域もあります。したがって、物件相場もエリアによって高低が分かれます。

世田谷区全体での中古マンションの価格相場を見ると、物件全体で4558.99万円、1R~1Kの物件で1614.89万円、1DK~2DKの物件で3231.69万円、2LDK~3DKの物件で4731.46万円、3LDK~4DKの物件で5724.89万円、4LDK以上の物件で6204.5万円です(不動産情報サイト「アットホーム」世田谷区の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年11月19日時点)。
しかし、物件の高低差がかなりあるということは、さまざまな予算の人に対応できるということを意味します。また、世田谷区は古くから住宅街として栄えてきた歴史があるので、物件も常にたくさん出ています。自身の予算に合わせた物件を、さまざまな中から探しやすい傾向にあるといえるでしょう。

世田谷区は幅広い世代におすすめ!

世田谷区は、都心にほど近い距離でありながら公園や川などの自然も豊かで、都市部ならではの利便性と穏やかな住環境という両方の面を兼ね備えています。便利でありながら騒がしくなく、閑静な住宅街でありつつも生活には支障がない、このバランスのよさに人気が集まるのもうなずけます。

セレブな雰囲気やショッピングを楽しめる街があるかと思えば、駅から少し離れたところには畑が広がり野菜の無人販売所がある…。このバラエティの豊かさも世田谷区ならではといえます。いろいろな街があり、単身世帯から子育て世帯まで幅広い年代にとって住みやすいと感じられるでしょう。

世田谷区の子育て事情

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世田谷区は、2017年に「待機児童数」が都内でワースト1を五年連続で獲得したことで話題になりました。そのため、子育てをしにくい地域という印象を持たれている方も多いでしょう。

しかし、それは過去の話です。待機児童数を減らす努力をし、2018年の結果では待機児童数ワースト1を返上し、ワースト3位になることができています。この結果からも世田谷区が現在進行形で育児問題に真摯に取り組んでいることは明らかでしょう。

世田谷区は育児の問題を減らすために、妊娠中から子育ての支援を行っています。「妊娠期からの切れ目のない支援」というキャッチフレーズを掲げて、「せたがや子育て利用権
」と呼ばれる各種サービスを利用できる券を配布しているのです。

また、「世田谷区地域子育て支援コーディネーター」や「世田谷区子ども家庭支援センター子育て応援相談員」と呼ばれる子育て相談員を各地域に配置し、子育て中の父母の不安改善に取り組んでいるのです。

世田谷区で子育てするならば桜新町がおすすめ

世田谷区は真摯に子育て問題に取り組んでいる地区ですが、なかでも「桜新町」が子育てに向いている地域です。

桜新町は渋谷から電車で10分の場所でありながら、閑静な住宅街が広がっています。学生の街と知られていて、夜でも人通りがある程度はあり、治安面でも安心できます。

最大の魅力としては、桜新町には「世田谷区立産後ケアセンター」と呼ばれる施設がある点です。産後ケアセンターでは、産後のお母さんの心と体をケアしてくれる宿泊施設で、格安で利用ができます。育児に関する不安などを相談することもできますから、このような施設が近くにあると安心して育児ができるでしょう。

桜新町は、比較的相場の安い地域ですから、世田谷区で子育てをするならば候補として考えたい町だといえますよ。

世田谷区のショッピングスポット

世田谷のイメージとして「高級住宅街」と並んで強いのは、「セレブの住む街」「おしゃれな街」といったものではないでしょうか。そのイメージを裏付ける代表的なエリアの一つが二子玉川と、2011年に開業した複合施設・二子玉川ライズでしょう。二子玉川ライズには、“ライフスタイルを買う家電店”蔦屋家電をはじめさまざまなジャンルの店舗が所狭しと並び、休日は多くのショッピング客でにぎわいます。

経堂にあるショッピングモール・経堂コルティは、三省堂書店やロフトといったショッピングフロアだけでなく、クリニックや薬局などが入っているフロアがあるのが特徴です。駅からすぐの場所にある医療施設は通いやすく、ありがたいところ。

世田谷区には、独自のカラーをもつ商店街もあります。サザエさんで有名な桜新町にある桜新町商店街は、通称「サザエさん通り」ともよばれ、サザエさんファミリーの銅像を眺めながら買い物や食事を楽しむことができます。京王線・下高井戸駅すぐのところにある下高井戸商店街には、昔ながらの人情あふれるお店が多く、食料・飲食店を中心に活気にあふれたエリアです。

世田谷区周辺の休日を過ごせるスポット

世田谷区には、休日に散策や文化を満喫できるスポットも。東急線・等々力駅の近くにある等々力渓谷は東京23区で唯一の渓谷で、多摩川に向かう谷沢川沿いは日常とはかけ離れた涼しさと静けさが漂います。春には桜や新緑、秋には紅葉も味わうことができ、年間をとおして自然のすばらしさを堪能できます。

砧公園のなかにある美術館・世田谷美術館は、身近に親しまれる芸術を志向している美術館で、さまざまな美術品を背伸びせず鑑賞することができます。先にふれた桜新町にある長谷川町子美術館では、『サザエさん』著者の長谷川町子氏と姉の長谷川毬子氏が蒐集した多岐にわたる美術品が展示されているほか、『サザエさん』の原画などを見られるなど、大人から子どもまで楽しめるようになっています。

世田谷区周辺の大きな公園

世田谷区は、公園や川などの自然も豊かです。世田谷美術館のある砧公園は東急田園都市線・用賀駅から徒歩20分で、ペットも含めて家族ぐるみで楽しめる公園として設計されています。近くの幼稚園や小学校の児童が遠足で訪れることもしばしばで、春には桜の名所である砧公園の桜を目的に多くの人が花見に訪れます。

東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩約15分の駒沢オリンピック公園は、世田谷区から目黒区にまたがって位置する運動公園です。公園の敷地内は緑が豊かで、憩いの場として親しまれているほか、サイクリングコースやジョギングコースを活用する人で賑わっています。東急田園都市線・三軒茶屋駅または池尻大橋駅から20分弱歩いたところにある世田谷公園には、噴水広場やスポーツ施設などがあり、休日には人気のミニSL「ちびくろ号」が園内を走行しています。

世田谷区の物件探しは難しいので注意!

世田谷区は都会から適度な距離があり、子育て支援もしっかり行ってくれている魅力あふれる区だといえるでしょう。ただ、一口に世田谷区といっても、サブカルチャーの街・下北沢、飲食店の多さで知られる三軒茶屋、セレブの街・二子玉川、高級住宅街・成城など、街によってそれぞれのカラーがまったく異なり、同じ世田谷区といえどもその性格は多種多様。

そのため、土地勘のない人が世田谷区の物件を探そうとすると、自身のイメージと食い違うこともあります。地域密着型の不動産業者か仲介業者を利用すると間違いがありません。特にスターフォレストは関東の不動産に強く、土地勘のあるベテランスタッフが揃っていておすすめです!

おわりに のどかで住みやすいのが世田谷区の魅力!

東京都心の賑やかさから適度な距離を置く世田谷区は、住環境としては快適性と利便性を兼ね備えた立地です。また、教育や福祉が比較的きちんとされているという評価もあり、子育て世帯に人気が高いのもうなずけます。特に、桜新町が子育て世帯にはおすすめだといえるでしょう。

おしゃれな街や下町の風情を残す街、文化的な香りのする街など、さまざまな“顔”をもつ世田谷区は、それだけ住環境としての選択肢が広いといえ、幅広い世帯が住みやすいと感じることのできるエリアとなるでしょう。

相場もさまざまで、なかには安くて魅力的な物件も存在しています。土地勘のある仲介業者などに相談しつつ、ぜひ、世田谷区を住まいの候補として検討してみてください!