赤羽の住みやすさと評判、相場・スポット:都心へのアクセスが良好な穴場なエリア

赤羽はこんな街

漫画のタイトルにもなっている東京都北区赤羽エリアは、東京都と埼玉県の境に位置する北区のなかでも北部にあります。
荒川を超えればもう埼玉という立地で、東京の「北の玄関口」とも呼ばれています。
交通の要所としてその利便性を生かして商業が発達していき、次第に発展を遂げていったエリアです。

多くの人が利用するのが、駅からほど近いところにある「赤羽スズラン通り商店街 ラ・ラ・ガーデン」です。
道幅約13m、直線距離330mにも及ぶ商店街は東京で最大の天蓋アーケードで、銀行から薬局、飲食店までさまざまな店が軒を連ねています。

また赤羽には、東京23区で初の1000戸超の大規模団地として1962年に建設され、名作団地ともいわれた「赤羽台団地」がありましたが、団地再生事業の一環で「ヌーヴェル赤羽台」として建て替えられています。

赤羽の住みやすさポイント

赤羽エリアには、JR赤羽駅と東京メトロ赤羽岩淵駅があり、あわせて7路線が走っています。
都心へのアクセスも良好で、東京駅までおよそ20分、新宿駅へは約15分で行くことができます。東京メトロ南北線を使えば、六本木や目黒方面へのアクセスが容易です。

そうした立地であるにもかかわらず家賃の相場は比較的割安で、ワンルームで6.74万円、1DKで9.04万円です(LIFULL HOME’Sのデータより、2017年9月26日時点)。
この両立が、赤羽の住みやすさを大きく支えているポイントといえます。

駅周辺には、まるでスーパーの見本市かのように、イトーヨーカドー、西友、ダイエーといった大型チェーン店から、業務スーパー、激安店舗まで、スーパーが勢揃いしています。
加えて、前述のとおり大きな商店街もあり、日々の買い物に不自由することはないでしょう。
JR赤羽駅の改札内にはエキュート赤羽もあり、おしゃれなデリやスイーツなどを買うことができます。

そのほか、駅からおよそ10分歩くと荒川の河川敷があり、スポーツやバーベキュー、自然観察などを楽しめる緑地公園は休日に賑わいをみせています。
近隣には桜の名所も多く、春はお花見も満喫できます。

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赤羽の評判

そのほかによく聞かれる評判は、子育て世帯が暮らしやすい地域であるということ。
赤羽のある北区は子育て支援に重点的に取り組んでおり、区民のニーズに合致する独自の支援策が充実していることから、「パパ・ママ、子どもに居場所がある」と評判です。
2017年4月には東洋大学の赤羽台キャンパスも親切され、落ち着いた住宅街に学びの地という要素が加わりつつあります。

もう1つ、赤羽には、「昔ながらの居酒屋が多い街」という面もあります。
飲んべえの聖地とも言われる赤羽OK横丁をはじめとして、朝から飲めるようなディープな店もあり、日本各地のさまざまな食を取り揃えた店舗の数々には「ここでしか味わえないおいしさがある」ということで、老若男女の熱気であふれています。

赤羽は穴場な街に住みたい方におすすめ

このように、赤羽エリアは利便性の高い地域でありながら家賃や物価もそれほど高くなく、子育て世代にもやさしい街。
下町のような情緒にふれながら、グルメも楽しんで暮らすことができるなど、赤羽エリア「穴場」とされるのもうなずけます。

幅広い魅力を備えた赤羽エリアは、東京でありながらも肩肘張らずに住むことができるでしょう。
子育て中の家族だけでなく、単身世帯からシニア世代まで、いろいろな年代の方におすすめしたい街です。

赤羽の中古マンション相場

その立地から東京の「北の玄関口」とも呼ばれる赤羽エリアは、古くから交通の要所とされ、商業の発展をベースに成長を遂げていった街です。JR赤羽駅と東京メトロ赤羽岩淵駅で合わせて7路線が走っており、東京駅まで約20分、新宿駅まで約15分と、都心へのアクセスも良好です。にもかかわらず、物件の相場は比較的割安であるのがありがたいところであり、穴場だとされる所以です。

そんな赤羽エリアの中古マンションの価格相場は、物件全体で3448.28万円、1R~1Kの物件で1819.84万円、1DK~2DKの物件で2402.93万円、2LDK~3DKの物件で3293.55万円、3LDK~4DKの物件で4182.79万円です(不動産情報サイト「アットホーム」赤羽駅の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年11月19日時点)。

赤羽のショッピングスポット

赤羽駅の周辺には数多くのスーパーがしのぎを削っており、さらに大きな商店街もあることから、日常の買い物で不自由することはありません。そのほかにも、ショッピングモールも充実しています。赤羽駅直結のビーンズは、気軽に入れるカフェ・レストランから、ヘアメイク・リラクゼーションスポット、ファッションやコスメ、生活雑貨といったさまざまなショップをそろえています。

赤羽駅の正面にある赤羽ビビオは、「手の届くちょっとした贅沢感とオシャレ感覚」をコンセプトに、ユニクロやABCマートをはじめとしてバラエティ豊かなジャンルのお店が軒を連ねます。また、赤羽駅西口には「パルロード赤羽」と称される再開発地区がありますが、そのなかにある赤羽アピレにも、ファッション関連の店舗が多く入っています。

赤羽周辺の休日を過ごせるスポット

赤羽エリアには、スポーツや自然を満喫できるスポットもあります。赤羽スポーツの森公園は、芝生の広がる広場や子ども向けの遊具などが整備されています。また、公園に隣接する赤羽スポーツの森公園競技場は、人工芝のグラウンドで、サッカーを中心にフットサルやグランドゴルフなどに使うことができます。

赤羽駅から徒歩15分ほどのところにある元気ぷらざは、清掃工場の余熱を利用した施設でプール設備が充実しています。3コース・深さ1m~1.2mの25mプールをはじめとして、流水プールやウォータースライダー、すべり台つきの子ども用プールなど、幅広い世代が楽しむことができます。

赤羽周辺の大きな公園

赤羽駅から10分程度歩くと荒川の河川敷が広がる赤羽エリアには、自然の多い公園もあります。赤羽自然観察公園は赤羽駅から徒歩約20分の場所にあり、自然とのふれあいをテーマにつくられた公園です。自然保護区域などではこの地域に本来生息する植物が自然に回復するよう長期的な対策がとられるなど、その名のとおり自然を重視した面をもちます。

そう聞くと堅苦しく思われるかもしれませんが、公園の雰囲気はとてものんびりしており、休日に穏やかな時間を過ごすにはぴったりです。さらに、園内には多目的広場やバーベキューサイトも整備されており、さまざまな楽しみ方ができる公園なのです。

おわりに

都心へのアクセスが便利であり、買い物などの利便性もよく、物件価格や物価はそれほど高くないという赤羽エリアは、住宅地としてはとてもすぐれた“穴場”スポットです。北区は子育て支援にも重きをおいて取り組んでいることから子育て世帯にも好評ですし、昔ながらの居酒屋が多い街として幅広い世代に根強い人気があるエリアでもあります。そんな多面的な魅力をもつのが、赤羽エリアなのです。